怠惰のサブクラスは家政婦さん？

お兄ちゃん6 ページ26

御国「目的がわからないと先の動きも読みづらくてね、とにかく今は情報を集めたいんだけど...」
『吸血鬼達の情報交換サイトが使えない...』
御国「そうそう、あのサイトの管理人にはオレが連絡しといたよ、管理しているのは"ある機関"なんだけど...」
バシャー
真昼「わっ!?」
『スリーピーアッシュ何してるんですか!?』
クロ「お...おお...」
御国「...その機関は人間によって組織された..."人"と"人ではないもの"との【共存】を図る中立機関だよ、何百年も吸血鬼と人とのバランスをとってきた...情報も武器も持ってる組織でいわば人外達の抑止力かな」
『...』
真昼「そんな機関なんかあったんだ...」
クロ「タバコ吸ってくる」
真昼「はぁ!?ちょ...お前タバコなんか吸わないだろっクロ!!?」
御国「...彼は吸血鬼側のトップ、その機関とはいろんなやり取りがあったはず...【嫌な思い出】があっても不思議じゃないよ」

外

？「どおもーーー呼びましたーーー？我々の話をしてましたでしょーーー...？今回...も、一緒に問題解決しましょうよーーと」
クロ「嫌だ...つーか誰も呼んでねぇひとの私生活盗聴すんな」
？「はいそれじゃ、この紙にある日時と場所で待ち合わせということでーーばいばーーい」
ブロロ...
リリィ「"昔"を思い出しますねぇ、彼らのあの強引さ...変わりませんねぇ懐かしささえ覚えますよ」
クロ「タバコやめてなかったのか？つかいつからいた？」
リリィ「子供の前ではやめてます、その手紙の件真昼くんに相談してみては...」
クロ「リリィ、なんでお前一人でこんなとこにいる」
リリィ「...嫌々ですよ、こわーい方に呼ばれてひと肌脱ぎにね」

店内

御国「最後に...もう一度聞こうか、これから怖いことが続くとしてもあの吸血鬼を手放さないでいいんだね？」
真昼「...いいです!!力がなかったら...桜哉の本心にはきっと届かなかった、俺はこれから強くなって...クロと本当の相棒になるから!!」
『あっ、スリーピーアッシュ！おかえりなさい』
真昼「クロ!お前さっき...外で誰かと話してた？」
クロ「あーー...いやリリィと...」
リリィ「こんばんはー」
『オールオブラブ!?』
御国「...OK少年それじゃぁキミが強くならないとみんなが困る、この変態はそのためにオレが呼んだんだ」
『(変態って...)』
御国「オレ達がキミを強くしてあげよう"修行"って言葉にはワクワクするもんでしょ？」
真昼「お願いします!!」

椿「さぁ動いたのは...機関の東京支部と、有栖院家か、大量♪」

棺桶の男→←お兄ちゃん5

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す