怠惰のサブクラスは家政婦さん？ (ページ25)

今日:9 hit、昨日:1 hit、合計:11,635 hit

お兄ちゃん5 ページ25

？「ごーめんごめん、でも信念のある子は好きだよオレは！うん...とりあえず自己紹介含めて話をしようか」
真昼「あ...っすみません俺名前も聞かないで...」
？「ああそれは気にしないで、名前は意図的に隠してたから」
真昼「えっ？」
御国「有栖院御国だ、よろしく♡いつも御園と仲良くしてくれてありがとね？」
真昼「『御園(さん)のお兄さん!?』」

ファストフード店

真昼「兄弟...かぁ、全然気づかなかったです...」
御国「誰もが納得のものまね披露しようか？...貴っ様ァ!!!!こんな小汚い場所が飲食店だと!?僕をバカにするのも大概にしろ!!これだから庶民は...(吐血).....似てたでしょ？」
クロ「似てた」
『少しやりすぎだと思いますが...似てました』
御国「御園に君たちみたいな友達ができてオレは嬉しいよ、御園は昔から体が弱くて...小さいころはほとんど家から出られなくてね」
真昼「！」
御国「今は比較的良くなったみたいだけど...そんなわけでオレの御園コレクションを披露しようか？...性的な目でみたら殺すぞ♡」
真昼「誰が見るか!!...って写真!?うわっこれ御園!?すげー笑ってる...」
『小さいころは素直で可愛らしいですね～』
御国「いやーこの頃は天使だったよねー」
真昼「(あれ？小学校低学年くらいまでの写真しか...)」
御国「有栖院家は代々サーヴァンプを所有しててね、オレはサーヴァンプについては御園より詳しいんだ、椿を倒すのには協力したい...オレが君の言う【壊さない】に賛同するかは別としてね」
真昼「御国さ...」
御国「まず！オレがキミ達に接触を試みた2つの理由を披露しようか？一つ目...君の持つ"怠惰"がサーヴァンプの中でもっとも強いこと、ただの猫に見えてもサーヴァンプ達のお兄ちゃんだからね、あと"怠惰"の必要性としてもっと重要な理由があるんだけど...その説明は後にして、二つ目...敵の目的について情報が欲しい」
真昼「え、でも椿は【戦争がしたい】ってそれが目的じゃ...」
御国「"戦争"っていうのは先に目的があってするものだよ普通はね、取り合うものは場所だったり権力だったり価値観だったり...じゃぁこの争いの末に椿が得られるものはなんだと思う？」
真昼「あっ!!そういえば...あいつこの前"釣り"がどうとか言って、何かを待ってるような...？」
『釣り？』
御国「"待ってる"...なるほど近いかもな...」