怠惰のサブクラスは家政婦さん？

お兄ちゃん4 ページ24

真昼「あれっ...！？飛びこえ...っ」
ドン
真昼 クロ「『！！』」
？「やぁ少年また会ったね、そいつはオレの獲物ですよー」
真昼「!!このサブクラス...俺達を追ってたんじゃなくてこの人達に追われてた!?」
？「...いい機会だ、オレの武器を披露しようか？奴が今まで犯した罪の分だけ...アベルは重くなる...さあアベル！ご慈悲ある判決を!!」
お気に召すまま(マイ・フェア・レディ)
『!?首吊り!?』
「く...っあ、頼むっ助け...っ」
ガブ
「うっ...！」
ザァ
真昼「...！」
？「あれ？初めて見る？サブクラスは基本、不老不死だけどサーヴァンプが血を吸うことで壊せるんだよ"共食い"みたいで見苦しいね、そいつは椿のサブクラス、この前の連中に比べては能力はかなり低いけど...」
真昼「殺すことなかった...っ」
？「これは戦争だ、敵を壊して何が悪い？椿達がこっちのサブクラスを壊してるんだ目には目を...だよ、何のためにクロを持ってるの？君は椿達の味方なのな？」
真昼「俺は...っ」
シュル
真昼「!?」
？「オレに疑われるようなことすると...罰しちゃうよ？...なんてねっ♡オレのジェジェ昼間の姿は蛇なんだーあっはっはっジョーダンだよ〜」
『(...いや、あの目は本気でした...壊す...か、この人は少し危ないかもしれませんね...)』
？「オレはキミより先に戦争に乗っかってるんだ、キミより"覚悟"はあるつもりだよ【何をしてでも生き残る】覚悟がね、覚悟がないなら吸血鬼なんて手放すべきだと...」
真昼「あのっ俺にリードの使い方を教えて下さいっ」(土下座)
『ま、真昼...さん？』
クロ「おい...顔を上げたまえ、くるしゅうない...」
真昼「たまえじゃねー!!」
『とりあえずか、顔を上げてくださいっ』
真昼「でも俺は...殺さない!!俺が持つのは"守る覚悟"だ!!あなたの..."殺す"っていうやり方がすべてじゃないと思う...っ...守るためには力が必要ってことはわかってるつもりです、でもっ...殺す以外にも方法があると思うから...っ」
？「...オレに!?オレに頼んでる!?このどー見ても性格良くなさそうなオレに!?オレのためらいのない壊しっぷり見たでしょ!?オレ結構嫌なやつよ!?子供ってこーゆーとこバカ素直っていうかさてはキミ...バカ!?」
真昼「でもあなたはっ...俺を助けてくれた！シンプルに考えてっきっと悪い人じゃない...っ」
？「やーだなー子供って単純でーww」

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