好き! ページ1
The・王道から!
トール
「ふむ…」
『好き!』と伝えると、ほんの少しだけ目を見開いた後、ぴしりと固まってしまう。よくよく見てみると、貴方の言葉を堪能している様子。
気恥しいのとどうしていいのか分からないのとで貴方がおろおろしていると、目の前に影が落ちて 見上げればいつもより朗らかな彼の目元が見える。
そのまま割れ物を扱うかのようにそっと抱き締められてパニック状態になっていると、「私もお前が好きだ。」とか言いながらすり、と頬に擦り寄ってくるもんだから顔真っ赤にしてなんにも言えなくなっちゃうじゃん(嬉)
ポセイドン
「ふん…雑魚が…」
「好き!」と言っても何処吹く風。全く響いてないようで、ガックリと肩を落としてしまう。
「余に求愛するなど、身の程知らずめが」
嘲るように口元をゆがませながら言われるため、ぷくーっと頬をふくらまして怒ってますよ!とアピールをすると、
「出来損ないの河豚のようだな」
と頬を片手で易々と掴まれる。離して欲しいと彼の腕に手を添えるも、全く動く気配無し。
しょうがなくそのまま頬をふにふにされたりされるがままになっていれば、不意にちゅ、という音と共に視界が彼で覆われる。おでこに柔らかい感触が酷くぬるく残っていて、『え?!』と叫ぶと、
「貴様に口付けはまだ早い」
と満足気に頬をつねってくるのでちょっとAED欲しいかも知んない
佐々木小次郎
「ええ?!吾をかい!?」
『すき!』と伝えると、目を大きく見開いて大慌てする。
「え、ほんとに吾なのかい?他のかみさまとかじゃなく?」
と何度も確認されるので、『私が好きなのは小次郎なの!』と顔を真っ赤にして再度伝えると、またわたわたしだして、
「す、すまない!まさかお前さんがこんなおいぼれのことを好きだなんて信じられなくてな…」
と恥ずかしそうに頭を搔く彼。その姿になんだか和んで、雰囲気が柔らかくなった頃、
「あー…その…返事、のことなんだが、な…その…も、もちろん吾も!お前さんのことが好きだ!」
恥ずかしそうに話を切り出して、真摯な答えをくれる彼。明らかに人に好意を伝えなれてなくて可愛すぎた。一生愛す。
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黄輝(プロフ) - 更新待ってます🥺 (12月13日 19時) (レス) id: c3b82af124 (このIDを非表示/違反報告)
雪やぁ - 「押してダメなら引いてみろ」を書いてください!後ぜろふく推しなので嬉しいです! (12月8日 22時) (レス) @page1 id: afbcb35ddc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あばば | 作成日時:2023年11月10日 22時