★M-3 ページ16
Aは“ほっとした”って
言ってくれたんだけど
俺が、ほっとした？って
頭に“？”を浮かべてると
今度はAが俺に抱きついて話し出した
「あのね、お腹がポカポカしてたからかな？懐かしい夢みたの」
『懐かしい夢？』
「小さい頃にね、良く熱出したりお腹痛くなったりした時に、お母さんが“痛いの痛いの飛んで行け”ってやってくれてて…」
恥ずかしくなって、ぎゅって抱き締め返すと
「どうしたの？」って聞かれて正直に言うことにした
『いや、実はね、腹巻きの前…その5分くらいかな、やってたんだよ…“痛いの痛いの飛んで行け”って(笑)』
そしたら、バッと身体を離して
「…ご飯、食べちゃおうか」
えっ！？今、この流れでご飯なの？
Aが何を考えてるのか分からなくて
俺も自分のとこに戻ってご飯を食べ始めた
片付けをしようと、スポンジで泡を作ってたら
「ねぇ、潤君…それ、私が後でやるからこっち来て」
って腕を引いた
『ちょっと待って、泡落とすから』
手を洗ってソファーに座ると
俺の膝に頭を乗せて寝っ転がった
「潤君、あれやって！」
『あれ？』
「痛いの痛いの…ってやつ！」
『やだよ…恥ずかしい』
だから、早くご飯食べ終わろうとしてたのか？
「あぁ…お腹痛いよー、腰も痛いよー」
A…絶対楽しんでる…
って思ったけど、普段我慢してる分
なかなか聞けないおねだりに
しょうがない…やってやるか…
って思い始めた俺は
どうやら、Aには甘くなるみたいだ
でも…俺をからかってるなら
こっちにも考えがある…覚悟しろよ？
シャツの中に手を入れて
お腹を大きく撫でると
まさか直でされるとは思ってなかったみたいで
起き上がった
その隙に、後ろから抱き締める体勢に整えると
さらに、掌を動かして身体中を撫で回した
『いたいの いたいの とんでいけ』
ゆっくり、耳元で囁けば
Aの身体はだんだん 力が抜けて来て
息づかいが荒くなってきた
『どうしたの？辛いなら止めようか？』
「じゅ、潤くん、わざとでしょ…イヤらしい触り方して！」
『そんな事、ないよ？』
って笑ったら、クルっと向き直って
オレのに触れると
「痛いの痛いの飛んで行け」
って何度か擦って
なんともいえない快感を与えたクセに
ピタリと止めて
「お返し」と、笑って洗い物をし始めた
こんなにしておきながら…放置かよ
なんて思いながら
普段見れないAの一面を見れた気がして
『女の子の日も、悪くない…』って思ったことは
Aにはナイショ…
* M version end *
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二葉（ふたば）(プロフ) - ともちんさん» ともちん様＊読んでいただきありがとうございます！そして登録も、ありがとうございます！しっかり5人分書き上げますので…しばしお待ちを(^-^)これからも、繰り返し読んでもらえるように頑張りますので、よろしくお願いします( ´∀｀) (2019年5月22日 22時) (
レス) id: 293c0a71bf (このIDを非表示/違反報告)
ともちん - 何かほっこり…やつの日に繰り返し読みたいので登録しちゃいました。つぎまだかなあ〜って何回も…早くだーいすきなまつじゅん�泙砲覆蕕覆い�なあって。 (2019年5月22日 21時) (携帯から) (レス) id: 67aadeac84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二葉(ふたば) | 作成日時：2019年5月17日 20時
