☆N-2 ページ12
薬飲んだから
だいぶ痛みは和らいで
久しぶりにゆっくり寝れた
「…今、何時…かなぁ」
サイドテーブルに置いてたスマホに手を伸ばすと
ピコン…ピコン…とランプが光ってた
「あっ、和君からかなぁ…」
かずりょーかい。後で行きます
「…へー、後からね…えぇーっ！？」
ベッドから飛び起きた
「えっと、着替えて…部屋片付けて…あっ！メイク！顔洗わなきゃ！」
寝室のドアを勢いよく開けると
『くふふ、ひとり言が大きくないかい？Aさん』
ソファーに寝っ転がってた彼が起き上がってきた
『よく寝てたね、お陰でいいモン見させてもらいましたよ』
和君だった
合鍵渡してるのは
遠く離れた家族と彼しか居ないから
当たり前なんだけど…
「…私、来なくても大丈夫って、ちゃんと連絡したよね？」
あぁ…ほんとは、会いたくてたまらなかったのに
来てくれて嬉しいのに
少しずつ痛み出した、お腹と腰が邪魔をする…
『まぁまぁ、こっち来て座りなさいよ』
座り直して、自分の隣をポンポンと叩いた
いつもなら素直に座るのに
イライラして、不貞腐れて立ち尽くした
来なくていいって言ったのに…
こんな姿見られたくなかったのに…
下唇を噛み締めたら
ペタペタペタって足音が近づいてきて
フワッと、モコモコしたものに包まれた
『っしょ、全く…世話の掛かるお姫様だこと』
私のお気に入りのブランケットで包んで
抱き上げて
「ちょっと…！」
そのまま、ソファーに腰を降ろした
『あのねぇ…本当に大丈夫な人って、大丈夫って言わないんですよ…“来なくても大丈夫だからね”って…くふ、“来て欲しい”って言ってるようなもんでしょ』
そう言って
頭をなでて、腰をさすって
まるで“大事だよ”って伝えてくれてるみたいに
優しく、やさしく…やさ、、しく
「ねぇ、だんだん触りかたが嫌らしくなってる…」
『あら、気づいた？まぁ、無理やりスルつもりはないから、安心して？』
女の子私よりも可愛く首をかしげた
なんか…むかつく…
≪〜♪〜お風呂のお湯が沸きました≫
『さて、行きましょうか』
「ん？お風呂入りたいの？」
『違う、違う(笑)Aも一緒に入んのよ？』
そう言ってあっという間にお風呂場に連れて行かれた
「ヤダ！一緒には入れない！！」
『はいはい、あなたの準備が終わったら声かけてね』
私を脱衣所に押し込んで
和君は出ていった
「でも、お風呂は入りたかったから…」
声かけなければいいんだ！
と、支度をしてお風呂に入った
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二葉（ふたば）(プロフ) - ともちんさん» ともちん様＊読んでいただきありがとうございます！そして登録も、ありがとうございます！しっかり5人分書き上げますので…しばしお待ちを(^-^)これからも、繰り返し読んでもらえるように頑張りますので、よろしくお願いします( ´∀｀) (2019年5月22日 22時) (
レス) id: 293c0a71bf (このIDを非表示/違反報告)
ともちん - 何かほっこり…やつの日に繰り返し読みたいので登録しちゃいました。つぎまだかなあ〜って何回も…早くだーいすきなまつじゅん�泙砲覆蕕覆い�なあって。 (2019年5月22日 21時) (携帯から) (レス) id: 67aadeac84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二葉(ふたば) | 作成日時：2019年5月17日 20時
