Episode6 -4 ページ36
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「ごほん…ええと、二名様ご案内いたします」
「よろしく潤くん」
「お願いします」
潤くんの案内で角の席に腰を下ろす。
上質なソファから想像される通り和くんが広げてくれたメニューには少しお高めの値段が書かれていた。
あ、いくら私でも七百円のココアが高いのは分かる。
たまに小梅ちゃんと寄る喫茶店でもせいぜい五百円くらいだから。
そこらへん、一応私たちも学生である。
「じゃあ、和くんもここで働いてるの？」
「そ。今日はシフト入ってないけどね」
そう言いながら和くんは潤くんを呼ぶ。
「お決まりでしょうか」
「コーヒーとココア、アイスで」
「かしこまりました。……A、なんかついてる？」
「あ、違うの！似合ってるなぁって思って」
ついウエイター姿の潤くんをじっくり見ていたらこちらを見た切れ長の目と目が合ってそう言われた。
慌てて首を振ると潤くんが唇の端をあげて笑う。
「そっか。俺格好良いだろ」
「うん、格好良いよ」
冗談っぽく潤くんが言うから、私は笑顔で頷く。
「……あー、俺邪魔？」
そんな私たちを見比べて和くんがそんなことを言った。
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iCHiKA(プロフ) - ともさん» 間に合いました！Mさんはとことんヒロイックに、がモットーです。 (2020年12月6日 19時) (
レス) id: ca4476f6fd (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 間に合って良かった(；A；) (2020年12月5日 5時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：iCHiKA
| 作成日時：2020年9月1日 18時
