第6話 ページ6
私は今お仕事中。
始めた当初は机の上に書類の山がどっさり乗っていたのだが、少しずつだが書類が減ってきた。
A「えっと、この書類は…副長に出して…
これは局長で…」
書類は少なくなってきてはいるが、まだまだ書類がある。その書類の束を見てため息をついて気分転換するか…と立ち上がり襖をあけた時だ。
A「なにしてるんですか、沖田さん」
襖を開けると、一番に目に入ったのは何故か屯所の庭で焚き火をする、沖田さん。
沖田「これで土方あぶり殺せるかもって
思ったんでィ」
A「絶対無理です、
というか、お仕事は?」
沖田「知らね」
知らねだと!?
そのやらなかった書類は私にまわってくるのだ、本当に勘弁してもらいたいのだが。何だか今からでも想像できる未来にため息をつく。
沖田「ため息つくと、幸せが逃げやすぜ」
A「誰のせいだと思ってるんですか!」
さぁー誰だろーねィとか言いつつ日を強くする沖田さんに、また溜息がこぼれる。まぁ、と話を続ける。
沖田「休んでもいいですぜ?」
沖田さんはたき火をしていた火を急激に消すと、枯れ葉の山を崩す。そこから出てきたのはアルミホイルに包まれた、何か。
A「それって、もしかして…?」
沖田「焼き芋でさァ、食べやすよね?」
首をかしげながら聞いてくる沖田さんにもちろんですっと答えると、にししっと笑って私に手渡すと、一緒に休んだ後、仕事しやしょう?そうやって聞いてくる沖田さんに珍しく思いながらも、またもちろんですと言った私だった。
ーオマケー
隊士A「あー、またイチャイチャしてる」
隊士E「もう見飽きたな…」
対象Z「もう、嫌になってくるぜ…」
段々妬み始める、隊士達でした(笑)
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作者名:銀ナッツ | 作成日時:2018年10月8日 17時