８日目 ページ10
霞side
ふと目を覚ますとそこは自室だった。
上体を起こしてみれば丁寧に手当がされているのがわかる。
貧血で未だに目眩がするが、気にせずに部屋を出る。
向かうは治療室、つまり、また子ちゃんの眠る部屋だ。
ーーー
そこへ向かえば、部屋の前に晋助がいるのが分かる。
貴「晋助！…また子ちゃんはどうだ？」
高「！霞か…目覚めたんだな。来島はまだ目を覚まさねぇ、あれからもう4日は経つんだがな…」
貴「…そう、早く目覚めるといいんだけど…。ん？私3日も寝てたの？！」
武「そうですよ。女性幹部が二人とも寝込んでしまって、私としては心配でたまらなかったのですから…」
自分の後ろから武市さんが来る。
貴「それはあんたがロリコンだからじゃないの？」
武「ロリコンじゃありません、フェミニストです。」
高「ンなことはどうでもいいんだよ。」
不機嫌な晋助に遮られる。
貴「ﾊｧ…武市さん、少し席を外してくれんかな？…晋助と二人で話がしたいんだよ。」
私の突然のお願いに快く頷いてくれる武市さん。
去っていくのを見届けてから晋助に向き合う。
ーーー
高杉side
なにか話がしたいのか、霞は武市に席を外させた。
武市を見送り、こちらを振り向くあいつは一気に真剣な目になっていた。
貴「さて、と。晋助、また子ちゃんはアンタを助けるために犠牲になったわけだけどさ、どう思った？」
高「…どういう事だ」
貴「だから、目の前でまた子ちゃんがﾀﾋぬ。ましてや、それは自分のせい。そうなった時、アンタはどう思ったんだ。」
どう思ったか、、、
失いたくない
ﾀﾋなせたくない
そばにいて欲しい
俺は思ったことを動揺しながらも答えた。
自分からそんな言葉が出てくるなんて、思わなかった、でもどんどん言葉は零れてくる。
貴「…晋助、それはどういうことがわかるな？…また子ちゃんがアンタにとってどういう存在になっているのか、分かるだろ？」
そうか、、
やっと分かった
霞と話していて微笑むアイツを見て心が温かいのは
怪我をしても笑って心配をかけまいとする姿に心が痛くなり、でも嬉しく思うのは
全て
こいつが
来島また子が
好きだったからだ
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
自覚しましたよぉ？！！♡
いきなりのシリアス展開申し訳ありませんw
これからは気持ちを伝えられない、可愛い2人を観察していきます！
楽しんでくださいね！
詠月でした！
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詠月(プロフ) - KAGUYAさん» やろやろ？！ハマってくだせぇ！！頑張るねー！ (2017年8月18日 22時) (
レス) id: 28c1bfa768 (このIDを非表示/違反報告)
KAGUYA - 高杉さんイケメン過ぎてヤバし！！！！！また子ちゃんが可愛いいいい！！！高また最高！！！ (2017年8月18日 21時) (レス) id: dab75e8136 (このIDを非表示/違反報告)
詠月(プロフ) - 塩amずんだづっきーさん» そんなことないよwありがとう！頑張ります(*^^*) (2017年8月4日 18時) (レス) id: 28c1bfa768 (このIDを非表示/違反報告)
塩amずんだづっきー(プロフ) - 完成度高ぇなおいwこれからも楽しみにしてます (2017年8月4日 15時) (レス) id: ac0ad3f3e4 (このIDを非表示/違反報告)
詠月(プロフ) - 健威さん» 出来たよー？まだまだ続きますぜ！！ (2017年8月3日 17時) (レス) id: 28c1bfa768 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茜 | 作成日時：2017年8月1日 16時
