鬼兵隊観察方による観察日記

１２日目 ページ16

霞side

イチャイチャしよって……。

ん？あぁ、只今また子ちゃんの治療室の屋根裏にいます。

晋助のやつ…想いが通じた途端また子ちゃんに大幅アピールかよ。

……また子ちゃんは私のなのにっ。←
よし。晋助には、私という最大の壁があることを自覚させてやろうじゃない！

ーーー

今日はまた子ちゃんの退院日です、のでっ！

また子ちゃんにベタベタしてきまーすっ(`･ω･)ゞ

これも全て、また子ちゃんへの愛ゆえっ！

ーーー
また子side

医「うん。傷も完治してますし、退院して大丈夫ですよ。」

来「ありがとうごさいますっス！」


医者に許しをもらい、部屋を出る。

扉を開けたすぐそこには花束を持った霞ねぇが…。


貴「退院おめでとう！また子ちゃん´ω`*」

万「おめでとうでござる。」

武「おめでとうございます、また子さん。」

高「おめでとう、また子。」


皆が一言ずつ祝の言葉をくれる。


来「ありがとうっス！霞ねぇも花束嬉しいっス！！」


花束を受け取って飛びっきりの笑顔を浮かべれば、頬を染める晋助様と霞ねぇ。←


貴「あああぁ！可愛いっ！本当にまた子ちゃん可愛いっ♡」


急に叫んで私に抱きついてくる霞ねぇ。


来「えぇっ？！霞ねぇ？！ちょっ////」

ーーー
高杉side

霞がまた子に抱きついた。

確かにあの笑顔は可愛かったし、何かくるものがあったのも、同意する。

しかし…だからといって、彼氏の俺よりもまた子に抱きつくとか…

ましてや…ニヤニヤとこちらに"羨ましいだろう？"と心の声までが聞こえてくる。

抱きつかれていることに照れているのか、また子は頬を染めている。

腹の中にどす黒い嫉妬が渦巻く。


高「おい、霞。また子から離れろ。」


イライラを隠さずにまた子から霞を引き剥がす。


貴「なんだなんだ。嫉妬かい？晋助くん♪(ﾆﾔﾆﾔ」

来「え、ええぇ？！///////」

晋「うるせぇよ、黙ってろ霞。」


ニヤニヤと更に俺の神経を逆なでする。


貴「ふっふっふ…お前はこんなこと出来ないだろう？羨ましいか！羨ましいだろう！！」


とんでもないことを言い出す始末。

本当に癇に障る…(ꐦ ˙-˙ )


高「そこまで言うなら…やってやるよ……」

来「…え？」

貴「ﾆﾔﾆﾔ」


また子に近づいて、思いっきり抱きしめる。


来「え、ひぇえ？！////////」


変な声を上げてまた子は真っ赤になり、意識を飛ばした。

霞ではこうはならない。


…勝った！


ーーー
散々なまた子ちゃんでしたw

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