鬼兵隊観察方による観察日記

４日目 ページ5

霞side

さてさて、もう4日目ですが…。

進展ないねぇ。

今日は私、霞ちゃんがまた子ちゃんのお手伝いしちゃいますっ！(*`･ω･´)

まず初めに、また子ちゃんに部屋にいるように頼みます。


ーーー

貴「また子ちゃんっ！今日さ、一日部屋にいてくれない？知り合いがまた子ちゃんの部屋に行くらしいから。待っててあげてほしいのよ！」

来「？わかったっスよ！霞ねぇのお願いだしね！！(キラキラ笑顔)」


ーーー

お願いできました。

あのキラキラ笑顔の破壊力やばい…( ﾟ∀ﾟ)･∵.ｸﾞﾊｯ!!

んんんっ！ゴホンッ。

気を取り直して、次は晋助に爆弾を投下します！

ーーー

貴「晋助！！…晋助！！」ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ

晋「…アァ？なんだよ、うるせぇなぁ。騒がしいぞ、霞。」

貴「大変なんだよ！また子ちゃんがっ！また子ちゃんがっ！！！」

晋「っ！来島がどうしたんだ！！」

また子ちゃんの名前を出した途端、慌てだした晋助…。

これは期待できるぞぉ…(。-∀-)ﾆﾔﾘ

貴「実は、少し前から物思いに耽るようになってて、最近になってあんまり思い詰めたせいか、ご飯を食べなくなってるんだよ。それで今日倒れちゃってねぇ…。なんか持ってって、様子みて、話してあげれない？？」

晋「…わかった。」


ーーー

私の作り話にも急いで出ていったぜ！！←

よしよし…。上手くいくぞぉw

ということで、屋根裏に移動っ！


〜しばらくして〜


晋「(コンコン)…来島、入るぞ？」

来「へ？晋助様？！///…あ、はいっス。」

晋「…？なんだ、元気そうだな、安心したぜぇ。(ﾎｯ)」

来「なんの話っスか？」

晋「…いや、気にするな、後で尋問すりゃあ良いだけだ。」

来「そっ、、スか。ならいいんス。で、どうかしたんですか？」


私の命の終わりは決まったけど、うまく行きそうですね〜( *´艸`)


晋「元気ならいいんだ。…これ、やる。」

来「…！簪？？…すっごい綺麗っスね！！」


晋助が出したのは、紫の宝石のついた蝶の簪。

…簪？……簪ぃ？！！

嘘っ？！！晋助意味知ってるの？！！マジかよ？！


来「…なんで、簪を？？」

晋「は？ただ綺麗でオメェが好きそうだと思ったからだ。」


あ、うん。そんなことだろうと思ったよ。

君は期待を裏切らないね…(´Д｀)ﾊｧ

簪を渡せたからか、晋助は部屋を出ていった。

まぁある意味、進歩かなぁ。

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