【番外編: 2月14日】�� ページ47
ある日の昼時
寺子屋で大人しく勉強してると銀時が突然絡んできた
銀時「なぁ」
ツンツンツン
A「…」
銀時「なぁ、ってば」
ツンツンツンツン
A「……」
銀時「おーい、Aちゃぁぁあん？？」
ツンツンツンツンツンツンツンツン
A「しつこい…っ！！筆でツンツンしてくるな阿呆が！！」
銀時「お。やっとこっち向いた」
銀時のカマちょにイラっとし、銀時に顔を向けると彼は少し不満そうに私を見ていた
A「何？！」
銀時「何って…お前なんか今日忘れてない？」
銀時に言われて考える事、数秒
A「は？別に…」
銀時「いや確実に忘れてるよ？」
A「だから別に忘れてないって」
銀時「いや、あるだろ！？大事なものがあるだろ！？銀さんに今日、手渡すべきものがあるだろ！？」
何で忘れてんだよ！？
そう言って絶望的な顔で『ぁぁぁああ"！！』と叫びだす銀時を私は冷めた目で見つめた
A「銀時うるさい」
叫ぶ銀時があまりにもうるさい為、私は松陽から貰った手習い本を手に廊下へ出た
庭先にでも行こうかと思い歩を進めようとする
…が、ある視線が気になり足を止めた
A「…何でそこに隠れてるの晋助」
高杉「…何で気付いた」
そう言いながら晋助が柱から登場してくる
A「柱から体が半分見えてましたけど！？」
逆に何で気付かれないと思ったのかな！？
そう指摘するとチッと軽く舌打ちされた
いや何で！？
高杉「…ん」
A「はい？」
そして急に片手を差し出した晋助に私は眉を寄せた
高杉「はい？じゃねぇだろ。あるなら寄越せ」
手前が銀時じゃあなく俺に用意してるのは分かってらァ
A「はい！？何を！？何の事！？」
高杉「照れなくて良い」
A「別に照れて無いけど！？てか話の意図も
意味分からない！と云う顔を全力ですると、晋助は少し顔を歪ませた
高杉「まさか…忘れてンのか？」
A「はぁ？ねぇ、今日なんかあった？誰の誕生日でもないよね？」
銀時も晋助も今日はやけに絡んでくるね！？
高杉「はぁ…。忘れてンなら期待しねぇよ」
A「は！？」
高杉「…ばーか」
A「うぐ…っ」
晋助は私の鼻をギュッと摘んだ後、不機嫌そうな足取りで教室へと入っていった
A「解せぬ…」
モヤモヤした気持ちを抱えたまま、今度こそ私は庭へと歩を進めた
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No.0 - 29話の「異能開拓書」ですが、「異能開業許可証」だった気がするのですが……間違えてなかったらすみません！ (2019年3月13日 23時) (
レス) id: 049adb6c05 (このIDを非表示/違反報告)
リサっペ(プロフ) - 文ストの世界では確か横浜ではなくヨコハマだったと思います！…違ったらすいません！ (2019年1月10日 14時) (レス) id: cc75c6e61c (このIDを非表示/違反報告)
ミニクイーン(プロフ) - 万屋の字は、態と万屋なのですか？ (2018年4月5日 16時) (レス) id: 559ef6125d (このIDを非表示/違反報告)
沖縄県産マンゴー(プロフ) - 続編、ある程度まとめてます。引き続きご興味ある方はどうぞ寄ってみて下さい (2017年4月28日 0時) (レス) id: a030df476c (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(´・ω・`) - 私文ストも銀魂も好きなので嬉しいです！！そして面白いです！これからも更新頑張ってください！！(*´∀｀) (2017年4月24日 0時) (レス) id: 496f7be030 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沖縄県産マンゴー
| 作成日時：2016年11月4日 2時
