37: 否定される過去に ページ41
A「…何これ、」
バサバサと資料を捲り、兄と私がかつて��
横から太宰や織田作、ジイドも資料に目を通す
太宰「…〇年〇月〇日、走行中の自動車に暴走したトラックが衝突。車体は道路を滑り、崖下へと転落…」
織田作「遺体よりエージェントA、エージェントMの死亡が確定。しかし、彼等の子供の遺体が見つからず。死亡断定不可…。この段階で行方不明とされる」
ジイド「〇年〇月…子供の行方は未だに掴めず。ポートマフィア並びに裏ルートを当たるも見つからず」
彼等が口々に読み上げる資料に私の脳は混乱をきたす
私に兄以外の家族が…？
事故で死んだ…？
なら何故、私と兄には其の��家族��の記憶がなかったのだ
資料によると父母と兄、私は��横浜��にいて、父母は事故で死に、兄と私は突如��横浜��から姿を消したとある
だが、そんな筈はない
幼い頃から
父母なんている筈はなく、奈落に拾われてからも兄と
だのに…このヘンテコな資料は、
種田「君の…。A君の父上と母上は、政府側の人間であった。それも…とびきり優秀なエージェントだった」
A「エージェント…？」
安吾「決して表舞台には立たないが、裏で暗躍し国を支える者達…。それがエージェントと云う存在です」
種田「ああ…彼等は本当に優秀であった。だから惜しいのだ…。不慮の事故にあい、亡くなってしまった事がね」
私の大切な
種田が悲しげに資料に載る父母らしき人物らの写真を見つめた
A「…貴方の部下だったんだね」
種田「ああ。だから、部下の愛する子供達の行方を長年探していたのだよ。そして、多くの疑問を引き連れて、君が…」
A君が��横浜��に姿を現した
太宰「そんな言い方だと、Aが長年に渡って横浜から消えていたと言っているようではありませんか」
種田「いや、本当に消えていたのだよ。私も彼女が現れ、坂口君が集めた資料と彼女を照らし合わせるまで彼女の存在を疑っていたのだから」
種田の言葉に誰もが私に視線を向ける
種田「A君」
��おかえり��
種田は低く、だが、優しい声でAにその言葉を向けた
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No.0 - 29話の「異能開拓書」ですが、「異能開業許可証」だった気がするのですが……間違えてなかったらすみません！ (2019年3月13日 23時) (
レス) id: 049adb6c05 (このIDを非表示/違反報告)
リサっペ(プロフ) - 文ストの世界では確か横浜ではなくヨコハマだったと思います！…違ったらすいません！ (2019年1月10日 14時) (レス) id: cc75c6e61c (このIDを非表示/違反報告)
ミニクイーン(プロフ) - 万屋の字は、態と万屋なのですか？ (2018年4月5日 16時) (レス) id: 559ef6125d (このIDを非表示/違反報告)
沖縄県産マンゴー(プロフ) - 続編、ある程度まとめてます。引き続きご興味ある方はどうぞ寄ってみて下さい (2017年4月28日 0時) (レス) id: a030df476c (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(´・ω・`) - 私文ストも銀魂も好きなので嬉しいです！！そして面白いです！これからも更新頑張ってください！！(*´∀｀) (2017年4月24日 0時) (レス) id: 496f7be030 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沖縄県産マンゴー
| 作成日時：2016年11月4日 2時
