検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:5,822 hit

1歩目 ページ10

《彼に出逢う》



マスターといえばやっぱりサーヴァントだろう、という安易な考えのもと、私はダ・ヴィンチ女史とDr.ロマンにマスターになること、サーヴァントを召喚したいことを伝えた。

今まで頑なに戦うことを拒んできた私がマスターになるだなんて伝えたものだから、2人はえらく驚いていたけどすぐに召喚方法を教えてくれた。

方法は簡単だ。

この召喚サークルに石を投げ入れるだけ。3分クッキングかな?

英霊との契約だなんて奇跡をそんなインスタントにしていいのかとか色々考えてはいたけど、私は正規の魔術師でもないし。まぁいいか。

が、簡単と言っても心はそうはいかない。

一世一代の大勝負に心臓がかなり激しめのダンスを踊っている。


サーヴァントと聞いて思い浮かぶのは、いつぞやの金色。


あぁもうあんな怖いサーヴァント引くんじゃないかって考えると恐怖で踊ってた心臓が音を立てて潰れそうだ。

お願いします。怖いサーヴァントだけはやめてください。

願わくば、優しくて強い、夢のような相棒をーーーー!!!

そう強く祈りながら握りすぎて手汗のついたいしを投げ込んだ。



瞬間。目を覆う眩い光。

迫る風に、思わず目を閉じる。

体がビリビリして、立っていられない。

簡単なんて嘘だ。

かなりキツいじゃないか、これ…!!



…どれほどの時間がたったのだろうか。

刺すような光も、痛いほどの風も止んでいる。

「…っ…」

召喚は、成功したのだろうか。

恐る恐る目を開けると、そこには確かに誰かいた。

初対面のはずの、その人は


「…我を呼んだのは貴様か、雑種」




忘れもしないあの声で、私に語りかけた。

2歩目→←0歩目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.2/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
設定タグ:ギルガメッシュ , FGO , 初投稿
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作者 - 神崎マミメさん» コメントありがとうございます!私も以前やらかしたのですがデータが吹っ飛ぶなんてほんとに泣きたくなりますよね…(´;ω;`) (2018年3月15日 14時) (レス) id: 4487c29189 (このIDを非表示/違反報告)
神崎マミメ - 連載頑張ってください!本当に本当に頑張ってください!私、書いてたやつのデータ吹っ飛んだので!本当に頑張って! (2018年3月15日 13時) (レス) id: 5ef2daf998 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ご指摘ありがとうございます! すぐに外します。申し訳ありませんでした。この通り間違いも多いと思いますがまた何かありましたら教えていただけると助かります! (2018年3月13日 23時) (レス) id: 4487c29189 (このIDを非表示/違反報告)
- 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月13日 23時) (レス) id: 68b8e17b84 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:青の郵便屋さん | 作成日時:2018年3月13日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。