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2歩目 ページ11

なっ…なんっなんっ何でっ…!!

なんで、目の前の人からあの怖い声がする!?

いや、答えは簡単だ。だが脳がそれを認めようとしない。

だ、だいたい、確か見た目が違う。金ピカじゃない。…金色だけど。

そうだ。記憶なんて不確かなものだ。声だって、本当は違うかもしれない。

別人だ。全くの別じ

「おい」

ヒエエエエやっぱり本物だーーー!!!

「二度言わせるな。我を呼んだのは貴様かと問うている」

「……っ!!!」

この威圧感。

やっぱり、そうだ。

「…そ、うです。わたっ…私が呼び、ました。ごめんなさい。あの、契約っ切りたければその、」

口が回らない。ていうか契約しないで帰って…!!

「…ふむ…」

男がこちらをじろりと見やる。

嫌な目だ。怖い。

「ウルクの危機と聞いて来てみれば、まさかこんな雑種が召喚者とはな」

ぐっ…。

容赦ない一言が心に刺さる。どーせ私はこんな雑種ですよ。

目の前のサーヴァントはふと考え込む仕草をして、

「…なるほど。こういった戯れ合いもたまには良いか」

と、一人でなにかに納得しているようだった。

「……」

早く逃げたい。さっきから足元がぐわんぐわんしている。てかなんで帰らないんだこの人。

…私、殺されるのかな。

嫌だな。せっかく少し頑張る気になったのに。

まだ何も、やれてないのに。

「よい。面をあげよ雑種。しばしの間、この我の力を貴様に貸してやろう」

「へっ」

思わず変な声が出た。何を言っているのこの人。

「えっあの、契約、結んでくれるんですか」

「ふん。やむなくだ。貴様に期待なぞ欠片もしておらん。」

「えええ…」

「精々足掻け。そして我を楽しませよ。」

ど、どういう、ことなの。

どうして契約してくれたのか、わからない。


それでも私は、この恐ろしいサーヴァントのマスターとなったのだ。

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作者 - 神崎マミメさん» コメントありがとうございます!私も以前やらかしたのですがデータが吹っ飛ぶなんてほんとに泣きたくなりますよね…(´;ω;`) (2018年3月15日 14時) (レス) id: 4487c29189 (このIDを非表示/違反報告)
神崎マミメ - 連載頑張ってください!本当に本当に頑張ってください!私、書いてたやつのデータ吹っ飛んだので!本当に頑張って! (2018年3月15日 13時) (レス) id: 5ef2daf998 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ご指摘ありがとうございます! すぐに外します。申し訳ありませんでした。この通り間違いも多いと思いますがまた何かありましたら教えていただけると助かります! (2018年3月13日 23時) (レス) id: 4487c29189 (このIDを非表示/違反報告)
- 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月13日 23時) (レス) id: 68b8e17b84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青の郵便屋さん | 作成日時:2018年3月13日 23時

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