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待ちわびた放課後デート ページ19

玄樹side


『グヒヒヒヒヒ』



優太「うお!だれがそんな笑い方してると思ったらイワゲンかよ!気持ち悪いな!」


『優太、聞いて!今日デート!』


ジェシー「Aちゃんとお出掛け?どこ行くの?」


とひょこっとジェシーとほっくんがこちらへやってくる。



あの子ら恋愛の話に敏感だよね。



『花火上がるとことかないし、イオンにある美味しいお店に連れていこうかなって。絶対好きだと思うんだよね』



実は、健人先輩にAちゃんと電話した後、LINEで連絡取って。


好きな食べ物を調べて。
結局、俺も勧めたかった店に決めた。



優太「喜んでくれるといいね!」



『で、北斗さ。今日、早めに帰っていい?5時半まで学校で待たせるのは流石に申し訳ないから』


キャプテンである北斗にそう告げる。


北斗「分かった。ま、今日は元々早めに始めて切り上げる予定だったし。よし、やるか!」




Aside


『ねえ、変じゃない?』



莉佳子「変じゃない」



『臭くない?』



華「臭くない!いい匂い!」



放課後、部活終わりにシャワー室を使って髪の毛洗って、内緒でドライヤーとコテ持ってきて部室で髪の毛乾かして、巻いて。


色つきリップをして。




校門で、玄樹くんが来るのを待つ。
玄樹くんが来てから自転車取りに行こ。



ってか、玄樹くんどこに連れてってくれるんだろ。



玄樹「Aちゃん!お待たせ!待った?」



こちらへやってきた玄樹くん。



かっこよくて、ドキドキする。



『ううん。全然!私、自転車取ってくるから待ってて!』



私は急いで自転車を取りに行き、



『玄樹くんお待たせ!行こ!』



玄樹「うん!」




私達は自転車を漕いで、走り出した。




『ねえ、玄樹くん。どこ行くの?』



玄樹「イオンにある美味しいお店に行こうと思って」



え、それっておやつかな?
晩御飯?



『なんのお店?』



玄樹「海鮮のお店なんだ」



海鮮?



ちょ、ちょっと待って!




『そこって、海鮮丼が美味しいとこ?』



玄樹「うん。Aちゃん好きかな〜って」



『待って、多分私が行こうとしてるとこと同じ!』



玄樹「え!?ホント!?」



『せーので言ってみようよ!』




玄樹「よし、いくよー?せーの!」


『「海鮮市場!』」




玄樹「え!ガチで一緒じゃん!」



『こんな事あるんだね!』




好きな人と、考えてた事同じって、こんなにも幸せなんだ。

2→←彼は高嶺



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きい(プロフ) - れいなさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです!更新しますね! (2017年7月7日 17時) (レス) id: 088692d195 (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - すごい続きが気になります!更新まってます! (2017年7月6日 23時) (レス) id: 7159ceef89 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きい | 作成日時:2017年7月4日 21時

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