Trigger-偽装彼氏 Before start-

打破術 ページ13

Aside



『みっ見られた！？松村北斗に！？ジェシーくんって八戸高の野球部だったの！？』



家に帰って、ご飯を食べた後、玄樹くんが電話してきて、ソッコーで言われた新たな問題。



玄樹「ジェシーの事は知ってるんだ。うん。でさ『ちょっと待って！整理させて！昨日、私と玄樹くんが一緒に帰ってたら、そこを偶然、塾帰りの松村北斗が通りかかって、写真を撮られた。で、こっから推測入るけど、私達の一緒に帰ってる写真を撮って、それをジェシーくんに送り付けて、ジェシーくん知らなくて、莉佳子なら分かるかもって莉佳子に連絡して、そしたら付き合ってるってことにしてる事がバレたってことでいいんだよね？』



玄樹「そういうこと。多分、推測も合ってる。でさ、日曜日なんだけどさ、優太とほっく......松村北斗連れていくことになってさ。ジェシーも行けないからラブラブしてる所送れだって。俺さ、Aちゃんに会う前、2人と一緒にいて、俺彼女いないか聞かれていないって答えて。今頃だと出来てるのに出来ないからすげぇ心配されてさ。申し訳ないと思ってるんだ。だから、いいかな？」



優太って、誰？どっかで聞いたことあるな
ってことは置いといて。

まあ、全ては、私のせいなんだし。
そもそも、断る理由が見つからない。


『うん。分かった。ごめんね。私の不注意で』


玄樹「謝らないでよ。実は俺も作れって言われてたから言われなくと思うと気が楽」


その、岩橋君の言葉に少し、傷つくのは何でだろ。

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