六十七訓 ページ19
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結局、うちが断固として動かなかったので
諦めた三人はライフルを構えて
二人を尾行しに行った
そして残されたうちと土方さん
『……うち帰っても』
「ダメだ。」
『まだ全部言ってないじゃないですか。』
「俺一人であのバカ共の世話は出来ねぇ。」
止めに行くぞ。と言われ、
強引に中へと連れて行かれる
「野郎…やりやがるな、コレを選ぶたァ。
馬が上下に動くもんだから狙いが定まらねェ。
なんか気持ち悪くなってきた。」
「オイ それよりいつになったら
コレ奴等に追いつけるんだ?
距離が一向に縮まらねーぞ。」
「縮まるかァァ!これメリーゴーランドだぞ!!」
うん 中々にバカな絵面だ
てか、なんで土方さんまで乗っとるとさ
次はコーヒーカップ
てか、アイツらコーヒーカップ乗って
どうやって暗殺しようとしてんの
バカか?
あ、バカやったわ
そして遊園地に来たら皆乗るであろう
ジェットコースター
『え、なんでうちもですか。』
「なんでって、おめェ遊園地来たことねェンだろ?
だったらアトラクションの一つくらい
乗れってことでェ。」
「お前遊園地来たことねェのか?」
『……余計なこと言わんで下さい、』
そりゃそうやろ
今まで色んな星回っとったとやけん
小さいときに遊園地なんて無かったし
渋々松平さん達に着いて行く
『あれ?沖田くんは?』
「総悟ならそこだよ。」
指さされた方を見ると彼氏さんを
「ウンコしろ」と言ってナイフで脅していた
……この人達ホントに警察かな?
「ホントに大丈夫なのか こんなんで?」
「大丈夫だよ。
総悟は人をいじめるのが趣味の超ドS級だぞ。」
『どげんしたらそがん風に育つとさ。』
そうこうしているとコースターが発進した
しかし……
沖田くんが飛んできた()
「ぐぉぶ!」
「てめェェェェ何してんだァァ!」
「ベルト締めんの忘れた!ベルト締めんの忘れた!」
『なんかさっきと別人とけど!?』
「Sだからこそ打たれ弱いの!ガラスの剣なの!
たたたた助けてェェ!! 土方コノヤロー!!」
「ぐおっ!」
そして……
「へ…へへ、ヤッベー、お前絶対引くだろ…
オレちょっともらしちゃった」
…うん。これに関してはまじで可哀想
栗子ちゃんを見ると流石にドン引きしてい
「よかった〜 実は私もでございまする〜」
え″え″え″え″え″え″え″
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作者名:睡眠足りない布団好き女子 | 作成日時:2021年2月7日 21時