氷を扱う少女は七不思議零番をしているそうです。 (ページ3)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:937 hit

ミサキ階段ページ3

貴方視点
寧々の話によると、進路相談に行った葵さんって言う子が行方不明らしい。
そして、クラスの皆、そして家族すら葵さんを覚えていないと言うこと。

花『行方不明ー？ふーん…』
興味ないのかな。
覚えていないから…普のところに来たのに。寧々は

寧『ふーんじゃないの！花子くんてば、朝もお昼もいないんだもん！結局こんな時間になっちゃって…』

貴『花子くんも忙しいんだよ。警察に届けたらいいんじゃない？』

寧『それがなんだかおかしくて…』

貴『おかしい？』

寧『うん…お花も机も葵の持ち物は全部なくなってるし…それに皆葵なんて子知らないって言うの』
知らない…ね…外には出てないとすると…境界にいる可能性が高いかもしれない…
それにヤコ姉さんも関わってるなら止めなきゃいけない

？『花子ーーっ！』
あれは…祓いや？
何でここに…

？『テメーうちの組の横尾と佐藤をどこやった！』
あれ？もしかして…普がやったと思ってるの？
普じゃないのに。

？『テメーの仕業に決まってやがる！ミョーな怪談はやらせやがって！なんで誰もアイツらの事覚えてねーんだよ！』

寧『それって…！』

貴『落ちついて。で？この子誰』

花『少年自己紹介して！』

？『え？あ…源光っす！祓いやです。それでえっと…』

貴『祓いや？』

花『大丈夫！心配はないから！』
普が言うならね…

貴『じゃあ七不思議零番の氷姫。よろしくで…まずは花子くんが犯人じゃないよ』

源『え？』

貴『花子くんは女子トイレが境界だから』

花『そ！で、消えた生徒に階段の噂ね…心当たりがある…』