ジオメトリック・ラブ ren&sho (ページ25)

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朝から嫌な感じがしてた。

悪い予感みたいな。

…これは当たりと言えばいいのか。

「なんでいるの？」

「Aとまた一緒に行こう思て」

「え、」

「なに、嫌なん」

「いや別に嫌とかじゃ、…ただまた…。」

「もう逃げんって決めてん。絶対守るから」

「……っあは！なにそれ、プロポーズみたい」

真面目な顔してそんなこと言うから笑いが止まらなくって、ヒーヒー言いながら出てきた涙を拭く。

そして、廉の顔を見るとちょっと怒ったようなそんな顔をしてる。

…この感じなんか懐かしい。

「あ、そういえば平野先輩に聞いてくれるんだよね？」

「...あ、おん。」

「本当に不思議なんだよね、」

「...聞いといたるから紫耀の話は終わりな？」

「う、うん」

何だか廉の表情が一瞬別の人に見えて、まあ久しぶりっていうのもあるかもしれないけど何だかこれ以上喋っちゃいけない気がして怯んだ。

そこから何も話せなくて学校付近になると好奇な目で見られて、みんながコソコソと話をし出す。

まあ当たり前だよね、今まで全く接点無い私達が一緒に登校してるんだもんね。

廉の校内での有名さに、そして自分の釣り合いの無さを自覚させられて居てもたってもいられなくなった。

「じゃあ、先行くね、」

そう伝えて先を歩こうとすると

掴まれる右腕

「なんかされたらすぐ言ってな？」

どうしたらいいのかわからなくて曖昧な返事をしてまた早歩きで廉から距離を取る。

教室に入ると、一気に向けられた視線。

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更新進められず申し訳ありませんでした( ˊᵕˋ ;)
お話が続かない、繋げられない方は最初から読んで頂けると嬉しいです！！