隠れ家 HC side ページ27
酔ってる?のか？
にしては顔は普通だな。
心ここに非ず。って顔で歩いてくるから、またどっかに行きそうで急いでタクシーに閉じ込めたけど
窓の外見たまんまで黙ってるあいつ…さっきまでの元気はなんだったんだ？
だからと言って、俺からする話もないし…
何となく俺も見慣れた街並みを見つめてた。
手は…離せないまま時々指で手の甲を撫でてみたりしてあいつの存在を確認してた。
HC「あ、そこの角で…」
隠れ家の近くでタクシーを降りると
なんていうか、人形みたいにボーっと突っ立ってるあいつ…大丈夫かよ?
HC「気分…悪いのか?」
「あ!!うぅぅん(笑)ちょっと考え事。」
…何考えてたんだ?
取りあえず、腰を抱いて隠れ家代わりに借りている俺のマンションへ向かう。
ほんと、こいつといると写真にとられたらまずい場面ばかりだな。ただ、俺が離れられねぇんだけど…
「ここ?」
玄関を入ったところで初めて口を開いたあいつに
HC「まぁ、一人になりに来るところだから、殺風景でわりぃな」
確かにちょっとでかめのワンルームにベッドとソファとテレビがあるだけの部屋だからな。
HC「誰かが来たことなんてねぇからな(笑)」
「え？初めての客ってこと?」
だよ。隠れ家なんだから、おいそれと誰かを呼んだり入れたりするわけねぇだろ?ちょっとやるだけだったらその辺のホテルで十分だしな。
HC「だな(笑)まぁ、お前来るかと思って、食いもんとか飲みもんなんかは準備してるから心配すんな」
「フッ(笑)じゃぁ、なんか作る?」
HC「いや、食いもんつってもスナックとかだから…あ!!明日の朝、ココア作ってくれ。お前のココア旨かったから。」
「ココア?牛乳とかある?」
当たり前だろ?作って欲しくてリョウギに旨いブランドまで確認したんだからな
HC「ある。っていうか、まぁ、入れよ。」
「そか。おじゃ・まします。って…鍵はーかけるよね」
緊張…してんのか？
HC「おぅ。頼むな。」
とキッチンに向かい小っちゃい冷蔵庫を覗き込んでると
「見事にアルコールだね(笑)」
と、俺にかぶさるように覗き込んできたその腕を引っ張って俺にくっつける。
「わっ!!びっくりした(笑)」
俺の顔の横で楽しそうな声が聞こえる。そうじゃないとな。
あいつの腕の中で体をを反転させると唇を合わせた。この前みたいに触れるだけじゃなく何度も何度も唇が重なる。
「ね、ヒチョル…飲まないの?」
なんだよ?飲みたいのかよ?と、Aの顔を見上げる
…じゃ、ねぇな。
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angieuko(プロフ) - Namiさん» いつもありがとうございます♪ (2013年4月19日 1時) (
レス) id: 8688d4203d (このIDを非表示/違反報告)
Nami(プロフ) - angieukoさん» 頑張ってください！応援してます(^_^)v (2013年4月18日 16時) (レス) id: c4d2041050 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - マミさん» コメントありがとうございます♪レラ様。あんじゅっこの中ではすっごい愛情深い人のイメージなので愛を感じてもらえればうれしいです。更新頑張りますね。これからもよろしくです。 (2013年4月18日 11時) (レス) id: 463477cb8b (このIDを非表示/違反報告)
マミ(プロフ) - 初コメです。レラ様の素っ気ないけど愛があるところが最高です！続きを楽しみにしています。 (2013年4月18日 8時) (レス) id: da22478719 (このIDを非表示/違反報告)
angieuko(プロフ) - Namiさん» レラ様頑張ってますよぉ♪そしてあんじゅっこもがんばりますp(^-^)q (2013年4月18日 1時) (レス) id: 8688d4203d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんじゅっこ
| 作成日時：2013年3月31日 3時
