＊GENERATIONS Lady6＊

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「 はぁ〜、きっつ 」








第三試合前の休憩中。


第一試合はふざけすぎて怒られたから第二試合はちゃんとした。
そしたらしっかり疲れた








大『 A 』


「 大樹くん、お疲れ様〜 」


大『 お疲れ〜、疲れたね 』


「 うん。久しぶりにこんなに動いた気がする 」







汗を拭きながら私の横に座る大樹くん。

部活の先輩、後輩みたい。









大『 A今日楽しそう 』


「 楽しい！ファンタのみんなも一緒だし、学生に戻ったみたいで楽しいよ！ 」


大『 ふーん、あっそう。 』


「 えっ･･･、なんか冷たくない･･･？ 」


大『 怒ってます 』


「 思い当たる節ないんだけど、 」


大『 ふしだらな娘だ 』








本当に怒ってる人が怒ってるって自己申告するのかはおいといて
なんだかもの凄くご立腹の様子。

おまけにふしだら扱い。

ドッチボールでふざけすぎた事は関係ないならますますわからん！









「 ふしだらではないかと･･･ 」


大『 Aはだれが1番なの？ 』


「 いちばんっ？ 」


大『 俺の事好きじゃないの？ 』


「 っ！！！もしかして私が大樹くんの事大好きすぎて今日一日隙を狙っては盗撮してた事？ 」


大『 盗撮してたの？ 』


「 あっ自爆した･･･っ！！ だってだって今日の私服もかっこいいし、パティシエ姿もかっこいいし、体操着姿もかっこいいんだもん！！ 」


大『 盗撮はそれはそれでアレだけど･･･。俺が言ってるのはそうじゃなくて 』


「 大樹くんに引かれた･･･ 」


大『 Aの1番は俺でしよ 』








しんだ。

ほんの少し俺様発言してきて、でも顔を見つめながら距離をグッと縮めてくるかわいい大樹くん。

無理です。この後の試合なんぞやどうだっていい。

このまま2人で逃亡してやりたい。









「 大好き 」


大『 だったら他の人に尻尾ふらない。』


「 ふらない 」


大『 かっこいいも言わない 』


「 言わない 」


大『 好きも言わない 』


「 ･･･い、いわない！！」


大『 約束破ったらカメラロールの写真全部消すからね 』


「 鬼だ･･･ 」


大『 言わなきゃいい話 』









ヤキモチ妬き大樹くん。

むりむり。好きが溢れでちゃうよ！！！








＊

隼：あのー、2人の世界入らないでもらえます？

貴：隼。私幸せだ

隼：うん。それはよかったね

貴：冷たっ！！！

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