私の3人の執事

執事 ページ25

〜Aside〜









《バンッ》

龍「痛ぁぁぁ！！」


玲「お嬢様に何してんの。」

玲於が数原さんの頭を思いっきり叩いた。

でもそのお陰で数原さんは自分の頭を抱えたため、私から離れてくれた。



「何してるんですか？」

そこに運悪く、佐野(父)さんが現れてしまった。

「お嬢様の前でなんということを、、」


佐野(父)さんは、玲於が数原さんを叩いた場面しか見ていなかったようで、、、


「あとで私の部屋に来なさい。」

本日2度目の呼び出しをくらおうとしていた。



『ま、待って！！』

頭よりも先に声が出てしまった、、、

執事、使用人さんの目が一斉に私に向く。


や、やばっ。




『えっと、あの、、、』

「お嬢様、お気を悪くされたのですね。申し訳ありません。」

『違うんです。』

「？」

『玲於、、さんは、私を守ってくれたんです。』


危ない、途中まで呼び捨てだった、、、



『だから、玲於さんは何も悪くありません』

「そうなんですね、何も知らずにすいませんでした。」

『い、いえ。』



佐野(父)さんは、玲於に謝ってこの問題は解決、、となった。

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