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その9(はだか) ページ10

どうやって渡せば…





…落ち着け私。





脱衣所に置いておいたらいいじゃないか。





バスローブをとってきて、そーっと脱衣所に入る。





見ちゃいけないと思いつつもお風呂場のドアを見ると、

涼介くんのシルエットがあって、慌てて目をそらす。





A「バスローブ持ってきたよ、ここに…」





置いておくね、と続けようとすると、





お風呂場のドアが少し空いて手が伸びてきた。





涼介「おっ、ありがと、ちょうだい。」





ドアのすきまを見ないようにしつつ、無事渡し終わり、急いで自分の部屋にもどった。





どきどきどきどき。





ダメだ。こんなんでうろたえてちゃ。





自分に喝を入れた。









涼介くんがバスローブを着てお風呂場から出てきたので(胸元が見えていてどきっとした)、お風呂に入った。





彼と同じシャンプーの匂いに包まれて、すぐに眠りについた。









早く寝たからか、次の日はびっくりするほど早く目が覚めた。





二度寝する気も起きなかったので、朝ごはんを作ろうとキッチンへ。





フライパンを火にかけて、目玉焼きを作る間、





トースターからパンの焼けるいい匂いがしてきた。





そうだ、スープも作ろう。





忙しく動いていると、涼介くんが起きてきた。





Tシャツにステテコのままキッチンに入ってくる。





髪もボサボサで、目がとろんとしている。





こんな姿テレビで見たことないからなんだか新鮮だ。





涼介「ふあ〜あ… おはよう…Aちゃん…」





A「おはよう、涼介くん。朝ご飯一緒に食べよ。」





涼介「うん… おおー、おいしそうじゃ〜ん」





はあ…なんか幸せ。









涼介&A「いただきまーす。」





ぱく。





涼介くんと同時に一口。





A「どう? おいしい?」





涼介「うわ、こんな美味しい朝メシ食べたの始めてかも…!」





A「そんなに口いっぱい入れてたら喉詰まっちゃうよ笑」





涼介「へーい。」





なんか恋人同士みたい。





そう思うとだんだん恥ずかしくなってきたのであわてて考えるのをやめた。





朝食をすませて、準備をして玄関へ。





A「いってきます!」





涼介「おう! いってらっしゃいのちゅー♡」

その10(ちゅーの罠)→←その8(同居)



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ミオ - リクエストで長濱慎さんお願いいたします (2020年1月3日 21時) (レス) id: 31984c3611 (このIDを非表示/違反報告)
aoi.Codeblue.love(プロフ) - 山Pと恋愛ドラマやってほしいです! (2019年1月7日 16時) (レス) id: ab129778a1 (このIDを非表示/違反報告)
松本潤と永井友貴 - 他愛もない会話だから (2017年8月2日 20時) (レス) id: e477b2bf9d (このIDを非表示/違反報告)
ai - 佐藤勝利君も入れてほしいです!! (2017年1月22日 23時) (レス) id: 45357d81db (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - ろい。さん» ありがとうございます!これからも頑張ります! (2016年11月24日 4時) (レス) id: 1a87217af4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さっきゅん | 作成日時:2014年11月9日 9時

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