58話 ページ8
Aside
A「かっ、一也！！これは、、ちょっと...」
一也「んー？でもこれしかAが着れそうなやつない。」ﾆﾔ
A「いや、絶対あるじゃん！」
私が着てるのは一也のユニフォーム、の練習用。
身長差は20�僉�体格も当たり前だけど一也の方がいいからかなり大きくてワンピースのよう。
下は下着だけ。
いやまず練習用でも私が着ていいものなの？え？
てかこの格好恥ずかしい！！
一也「それが残念なことに今洗って乾いてないやつか汚いやつしかないんだよ...
そんなやつ彼女に着せれねぇよ。」
A「でも...これは...」
恥ずかしすぎる。
一也「なんか俺のものになったみたいだな。なんか...うん。」
A「じゃあこんなの着せないでよ。変態。」
おかしいだろーと抗議していると一也が口を開く。
一也「とにかく、今日はもう泊まっていけよ。乾きそうにないし♡」
しょ、しょうがない...のか？
でも実際のところジャージは乾きそうにないしこのまま帰るわけにもいかない。
A「わ、わかった。」
なんか、毎度毎度一也の部屋の人に申し訳ないな...
一也の部屋まで歩いているとこの格好では会いたくなかった人と遭遇。
倉持「ヒャハッ！それ、御幸が着せたのか？」
A「はい、そうです...」
倉持「相変わらずだなぁ。Aに対して独占欲の塊じゃねぇか！」
一也「いやぁ、そうだろ？はははっ！」
倉持、A 「「いや、褒めてねぇよ」」
一也「えぇっ！Aまで！？」
A「当たり前でしょ...」
倉持「まあ、風邪引かないようにな！」
A「はーい。」
倉持先輩と別れたあと、
ちょっと拗ねてる一也。
A「今度はどうしたの？」
一也「A、なんか倉持には素直じゃん。」
そんなことかぁ。
A「他の人と変わんないよ。」
一也「いーや！俺には違うもんね！」
えぇ...
ちょっと困っていると
抱き寄せられた。
一也「早く、部屋行こう...？」
A「うん。そうだね。冷えてきちゃった。」
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作者名：ミジンコ | 作成日時：2021年5月15日 15時
