57話 ページ7
Aside
A「ちょっっ、一也先輩無理ですって！！」
一也「“一也”だろ？ほら早くしろよ。何でもするって言ったろ？」
A「“私に出来ることは”です！」
あのあと、何故かお風呂に連れていかれ、
手をあげたら痛いから服を脱がせろと喚かれている。
A「栄純でもいいじゃないですか！」
一也「あいつらにもやることあるんだよ！
あーあ、汗冷えてきちゃった〜風邪引いちゃうかも〜」
A「わかりましたよ！」
御幸side
半ギレでも目を瞑りながら手探りで俺の服を脱がせてくれるA。
顔赤すぎwwwww
ﾁｭｯ
A「わぁっ！って何するんですか！」
一也「えぇえー？Aからしてきたんじゃぁーん。
ほらぁ、目ぇ瞑ってるからぁ。」
もちろん嘘だけど。
A「ほら、上脱げましたよ！あとはご自分でどうぞ！」
あ、逃げた。
一也「A、体流してよー」
A「はっ？」
一也「だって、シャワー上から被れないじゃん？」
A「そこまで重症でしたっけ？」
一也「重症！重症！お願いA。」
A「はぁ...わかった。今日だけですよ。」
一也「よっしゃぁあ！」
思わず腕を振り上げると痛みが走った。
一也「いったた...」
A「ほんっとに、一也は馬鹿だなぁ。」
ふふふっといつものように笑ってるAを見ると安心できる。
こいつは俺のものなんだー！って自覚してるような、そんな感じ。
A「さっ、汗冷えるんでしょ？早く行くよ。
あ、タオルは巻いてね。」
一也「はいはーい。」
当たり前だけどAは脱がない。ジャージ姿。
ちょっと惜しいな。ははっ
優しく体を流してくれるAはホントに可愛くて、
いたずらしたく、なっちゃうよね？？ﾆﾔ
一也「A！！」
A「どうしたー！」
振り向く俺に当たらないようにシャワーをしたに向ける。
そのシャワーを俺がとって
バシャッ
ぶっかける♡
A「ばかーー！！！
全身濡れちゃったじゃん！どうすんのよ！」
一也「へへっ、悪ぃ悪ぃ。思わずな！」
A「思わずじゃない！私帰れないじゃん！替えの服持ってない！」
一也「俺の貸してやるよ。」ﾆﾔﾆﾔ
A「何、企んでんの...？」
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作者名：ミジンコ | 作成日時：2021年5月15日 15時
