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94話 ページ44

御幸side

俺は今、

Aの兄に連れられて

ショッピングモールの中にあるカフェに来ていた。




兄「さ、座ってくれ。」


一也「あ、はい。」


兄「で、えっと…君。」


あ、怖いかと思ったらAに似てるとこあるな笑


一也「御幸一也です。」


兄「ごめん。御幸君。

俺は宮崎奏汰。Aの2つ上の兄。」


ってことは哲さん達とタメか…
てか俺これから何言われるんだよ!

怖すぎ笑


一也「俺は高2です。」


兄「よし、本題に移ろう。

Aとは本気なのか?

正直俺はうちの妹が可愛くて仕方がない。
俺が結婚したいくらいに。

本気じゃなかったら殴りたいんだけど。」



ちょ、ちょっと待って笑
このお兄さん、めっちゃAのこと好きじゃん笑

ルックスは完璧なのになんか癖があるとことか
マジでAにそっくりだな。


ふざけて言ってる感じもないし

俺も真剣に答えないとな。



一也「はい。もちろん本気です。

言えと言われたら直ぐにでもAの好きな所を
10個以上言えます。それぐらい好きです。」



兄「面白いこと言うな。

でも、絶対俺の方がAを好きだ。
俺の方が絶対多く言える。

なんなら競うか?」ニヤッ


この兄妹面白すぎるだろ笑





Aside


兄と一也がどっか行ってしまって
もうすぐ1時間が経つ。


私は別に売り尽くしセールで楽しんでましたけど!
流石に、これは暇。


何話してるんだろ…
変なこと話してないよね??



あ、帰ってきた。

めっちゃ笑ってるし。



一也「はっはっはっ!!
お兄さん面白すぎ!!」


兄「御幸君こそなかなか面白いこと言うな!」


一也「あ、Aいますよ。」


兄「悪ぃ悪ぃ遅くなった。
御幸君が面白くてな。」



A「遅い。とっくに買い出しも終わってる。

何話してたの?」



兄「Aの好きな所とか?笑

まぁ、
御幸君にならAのこと譲ってもいいかな。」



A「なに小っ恥ずかしいこと話してんの!?

一也も真に受けて話してたの?嘘でしょ?」



一也「…マジ笑」


一也まで!?
やっぱ2人にするんじゃなかった。


兄「さーもう怒んな笑

これから2人になる時間を与えてやるから。」


それは、嬉しいかも。




A「、、分かった。

これ持って先帰ってて。」

そう言って私は大量の手荷物を兄に渡した。

結構量あるけどな笑

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作者名:ミジンコ | 作成日時:2021年5月15日 15時

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