84話 ページ34
御幸side
俺達2人は倉持の部屋へと向かった。
俺は2人でいたいんだけどな。
たぶん言ったら重いって感じるだろうし
口には出さない。
皆でいられるのも何度もある訳じゃないし。
倉持「おっ!御幸達来たか!」
沢村「何やってんすか!もう始まってますよ!」
部屋に入ると既にゲームは始まり、
ワチャワチャと騒いでいる。
一也「Aってゲーム強いの?」
A「んーどうだろ?昔はよく俊平とやってた。」
倉持「じゃあ俺とやるか!」
A「絶対強いじゃないですか。まぁいいですよ。」
倉持「ヒャハッ!じゃあ来い!」
あっ、Aも行っちゃった。
俺暇じゃん。
ジュースでも買いに行くか…
一也「沢村!ジュース買いに行くぞ!」
沢村「俺もっすか!いいっすよ!」
俺は沢村を誘い、自販機まで向かった。
一也「あぁぁぁぁ…」
沢村「どっ、どうしたんすか!」
一也「別になんでもねぇよ。」
沢村「えぇ…言ってくださいよ。」
一也「俺2人が良かった。」
沢村「はぁ?俺の事狙わないでくださいよ!」
一也「お前じゃねぇよ。Aだよ。」
沢村「へぇー」ニヤニヤ
一也「なんだよ。」
沢村「Aが皆でとか言ったんすね。
それで御幸一也が嫉妬していると。」ニヤニヤ
一也「何が言いてぇ。」
沢村「いやぁ。
御幸一也にもそんな一面があったとは!!」
一也「沢村このやろっ!」
まあ嘘ではない。
沢村「しょうがないですねぇ。
この沢村栄純!一肌脱ぎましょう!」
一也「はあ?」
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作者名:ミジンコ | 作成日時:2021年5月15日 15時