検索窓
今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:6,176 hit

83話 ページ33

御幸side

地獄の合宿が始まりもう最終日。

誰も喋らないし喋る気力もない。
監督すげぇな。ホントに。


新チームになってから色々あったけど、
今は春に向けて一丸となって練習している。


もちろんマネージャー達も一緒に。


いつも否定されるけど
マジでマネージャーの存在ってデカいんだよな。


俺にとってはAって存在が大きいけど。








「「「ありがとうございました!!」」」


お、終わったぁ…

絶対もうやりたくねぇ!!



A「一也!お疲れ様!」


一也「あぁ。ありがとう。」


ぎゅう


なんか嬉しすぎて抱きついちゃったよ笑


A「重い!!」


あ、体重かけすぎた。
けど、俺はしばらくAを抱きしめていた。

A「一也。重いし汗やばいよ?」


一也「ごめん、もうちょい。」


A「しょうがないなぁ。お疲れ様でした。」


優しく受け止めてくれたAに
思わず甘えてしまう。

疲れなんかどっか行きそう。
行かないけど。





______________


沢村「倉持先輩!!あれ!あれ見て!」


倉持「ヒャハッ!見せ付けてくるな!」


春市「栄純くん。羨ましいの?」


降谷「ほら、」


沢村「手広げんな!羨ましくねぇよ!」


倉持「お前ら元気だな。もういっちょ行くか?」


沢村「絶対嫌だ!!」

__________________






寮に戻ってから
食堂へ行き、夕飯を食べ始めた。


倉持「なぁ、御幸。明日から家戻るか?」


一也「あぁ、戻るよ。親父に会いに行く。」

そっか。
しばらくAと会えないじゃん。


一也「なんかあったか?」


倉持「いや、何となく気になった。
沢村達も戻るだろうしなってよ。」


一也「皆いるから寂しさとかここで感じねぇしな。」


倉持「あぁ。確かにそうだよな。」





風呂上がり、Aに会った。

マネージャー達は先に入ったんだっけな。




一也「A!後で部屋行っていい?」


A「倉持先輩の所で
皆でゲームするって言ってたよ。いいの?」


一也「んーじゃあそっち行ってからにしようかな。」


A「わかった。じゃあ行こうか。」


一也「うん。」

84話→←82話



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
44人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミジンコ | 作成日時:2021年5月15日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。