83話 ページ33
御幸side
地獄の合宿が始まりもう最終日。
誰も喋らないし喋る気力もない。
監督すげぇな。ホントに。
新チームになってから色々あったけど、
今は春に向けて一丸となって練習している。
もちろんマネージャー達も一緒に。
いつも否定されるけど
マジでマネージャーの存在ってデカいんだよな。
俺にとってはAって存在が大きいけど。
「「「ありがとうございました!!」」」
お、終わったぁ…
絶対もうやりたくねぇ!!
A「一也!お疲れ様!」
一也「あぁ。ありがとう。」
ぎゅう
なんか嬉しすぎて抱きついちゃったよ笑
A「重い!!」
あ、体重かけすぎた。
けど、俺はしばらくAを抱きしめていた。
A「一也。重いし汗やばいよ?」
一也「ごめん、もうちょい。」
A「しょうがないなぁ。お疲れ様でした。」
優しく受け止めてくれたAに
思わず甘えてしまう。
疲れなんかどっか行きそう。
行かないけど。
______________
沢村「倉持先輩!!あれ!あれ見て!」
倉持「ヒャハッ!見せ付けてくるな!」
春市「栄純くん。羨ましいの?」
降谷「ほら、」
沢村「手広げんな!羨ましくねぇよ!」
倉持「お前ら元気だな。もういっちょ行くか?」
沢村「絶対嫌だ!!」
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寮に戻ってから
食堂へ行き、夕飯を食べ始めた。
倉持「なぁ、御幸。明日から家戻るか?」
一也「あぁ、戻るよ。親父に会いに行く。」
そっか。
しばらくAと会えないじゃん。
一也「なんかあったか?」
倉持「いや、何となく気になった。
沢村達も戻るだろうしなってよ。」
一也「皆いるから寂しさとかここで感じねぇしな。」
倉持「あぁ。確かにそうだよな。」
風呂上がり、Aに会った。
マネージャー達は先に入ったんだっけな。
一也「A!後で部屋行っていい?」
A「倉持先輩の所で
皆でゲームするって言ってたよ。いいの?」
一也「んーじゃあそっち行ってからにしようかな。」
A「わかった。じゃあ行こうか。」
一也「うん。」
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作者名:ミジンコ | 作成日時:2021年5月15日 15時