72話 ページ22
御幸side
一也｢A〜｣
A｢えっなんで来たの。｣
一也｢いや、来ないつもりだったよ。たぶん。
でもこんな写真見せられたらねぇ…｣
そう言って真田から送られてきた写真を見せる。
A｢消して。｣
一也｢や〜だよっ！ははっ｣
Aがぶーぶー言ってるけど気にしない。
だって可愛いし。
一也｢てか俺以外に、なんでそんな可愛い格好見せるの。｣
A｢べ、別に可愛くないし…｣
一也｢可愛いから言ってんの！！｣
A｢ばか…///｣
早く自覚しろよ…
一也｢ほら、ご主人様を早く案内してくれよ。｣
A｢わかったよ…｣
顔を真っ赤にして決まり文句を言い始めるA。
めっちゃ可愛い。やばい。
あぁ…人がいなかったらなぁ。
席に着くとさっきまで色々食べてた倉持が
遅れて来た。
倉持｢ヒャハッ！Aの格好すげぇな！
あんなんじゃいつ誰に奪われても…｣
一也｢奪わせねぇし。｣
倉持｢ヒャハッ！やっぱきめぇwww｣
絶対今の俺、顔赤いな。
そそくさとメニューを取り、選ぶ。
倉持｢そういえば、沢村もいたよな？｣
一也｢そうだな。呼ぶか。｣
中で作ってるらしい沢村を呼び出す。
倉持｢ヒャハッ！なんだよそれ！｣
沢村もメイド服着てるとは…www
沢村｢着せられたんだから仕方ないでしょう！！｣
一也｢はっはっは！写真撮ってやるよ！｣
沢村｢こら！御幸一也！撮るんじゃねぇ！！｣
沢村と騒いでいると注文した物が届いた。
定番なのかは知らないけどオムライス。
しかも届けてくれたのは外に立っていたはずの
Aだった。
顔真っ赤だし。
届いた物を前にしてAは言った。
A｢や、やらなきゃ…ダメ？｣
沢村｢何を恥ずかしがってるんだ！やるんだ！｣
A｢…｣
一也｢メイドさーん。聞こえないんですけど〜？｣ﾆﾔ
倉持めっちゃ笑ってるし、
Aの可愛いとこ見れたしやっぱ来て良かったな。
あの後、沢村がAを引っ張って
大声で言い出したもんだからAも
小声で耳まで赤くして魔法をかけてくれた。
まあ、俺もしなきゃいけなかったんだけど。
メイド、いいな。
写真撮りまくっちゃった♡
Aに怒られたけど。笑
あー可愛かった。
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作者名：ミジンコ | 作成日時：2021年5月15日 15時
