70話 ページ20
Aside
なんか決まったと思ったら
手を繋がれて歩き出した。
A「一也…?」
一也「どうしました?お嬢様。」
A「はっ?///」
執事姿でそれはダメ。照れる。
A「まず、皆見てるので手を外しませんか。」
一也「お嬢様はすぐどこかへ行ってしまうので。
こうして繋いでおかないといけないんですよ♡」ニヤ
A「ばかぁ…」
手を引かれて着いたのは、
空き教室…?
A「どうしたの?一也。」
先に入った一也に声をかける。
少し前で立ち止まった一也は振り向くと、
私を抱きしめた。
一也「はぁ…落ち着く…」
A「えっ?急にどうしたの?」
一也「最近色々あって疲れた。」
A「それはお疲れ様です。」
一也「ほとんどAのせいだけどな!」
A「え?私のせい!?」
一也「Aが可愛すぎるのが悪い。」
A「そんなことないよ…」
一也「可愛くなかったらそんなに告白されない!!
それに
倉持にはかっこいいって言ったくせに
俺には言ってくれないし。
一也君悲しい。…」
ふざけてるけど、
一也も不安だったのかな。
私と一緒か。
A「へへへっ。私の彼氏は一也だけだよ。
誰よりも1番かっこいい人。大好き。」
安堵したのかふっと笑うと
一也「やっぱ適わねぇな。」
と呟いて、甘い甘いキスを落とされた。
A「かっ、かずや…んんっ///」
一也「俺、お前の言葉めちゃくちゃ嬉しかったよ。
ほら、口開けて。ん...///」
しばらく解放されなかったのは言うまでもない。
A「これからまだ働かなきゃいけないんだけど!」
一也「悪ぃ悪ぃ。
でも俺はこの先も早くしたいんだけどなぁ。」
A「変態!!
ぜっったいうちのクラス来ないでよ!」
一也「フリ?」
A「違うー!!!」
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作者名:ミジンコ | 作成日時:2021年5月15日 15時