遅れてすいません ページ36
玲「あ、俺明日弁当いらないから」
『え、じゃああの…私の分は?』
玲「作るわけないだろ。買ってこい」
『鬼だ。鬼がいる』
夜8時
夕食を食べ終え仕方なく勉強するかなぁと思い始めていると、玲にそう言われた
うん。玲が鬼だってことは前々から気づいてたよ?でもさ?
もっと早よ言えや
と、心の中で文句を言いつつも外に出る為に財布を持つ
もちろん自分で作ってもいいのだが、そうするとキッチンは火災あげく作り上げたものは食中毒レベルなんてことになりかねない
だったらスイーツを作ればいいのではとも当初は思ったが、食べてみて気づいた
昼に甘いものは死ぬ、と
それらの経験から私は、コンビニ行って食べれそうなものを買うという方法に甘んじている
in ロ○ソン
『んー。定番としてはこれだけど、こっちも魅力的なんだよなー』
岡「何悩んでるの?」
『うわ!?ちょっと岡本さん、急に出てこられるとビビりますから。…いつからここに?』
岡「ゴメンゴメン。来たのはついさっきだよ、明日のご飯買おうと思ってさ」
『あ、じゃあ私奢りますよ!ちょうどお金たんまりありますし!!』
バッとサイフを広げる
その中に入っている野口さんやら福沢さんやらは私のお小遣い…
なんてこともなく、兄弟の共同食費である
岡「…それAちゃんのお金じゃないでしょ。というか、俺は自分で買うからいーの」
『えー、そんなこと言わずに!誕生日でしょ!祝わせてくださいよ!!…もう過ぎましたけど(小声)』
岡「聞こえてるよー。…でも、そうか」
『ん?岡本さん?どうされたんで?』
俯いて考え込む岡本さんが心配になり顔をのぞく
何か変なものでも食べたんじゃ((殴
岡「誕生日ならいっかな!ということでAちゃん、たんまり奢ってね!」
『え、いやあのそんなたくさんはちょっと…』
岡「ん?なんか言った?」
『いえ!なんでもありません!!』
途端に詰め込まれる甘いもの甘いもの甘いもの…
こんな食べて大丈夫なのかと思うわきで、当の本人は満面の笑みだ
あ…でもこれはちょっと…お財布の負担が
店「お会計、一万五千円です」
『あ、ハイ』
店「ありがとうございましたー!」
岡「いやぁ、ありがとね!Aちゃん!」
『…ソウデスネ』
残高千円でどう凌げと?
玲「…これ何?」
『ぁ…ちょっとひったくりが』
玲「じゃあ何で財布あんの?」
『あ、いや…あの…すいませんでした』
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モツ(プロフ) - 返信遅くなりすいません。コメントありがとうございます!出来るだけ更新できるようにしますのでこれからもよろしくお願いします (2018年9月2日 21時) (レス) id: bd1d0739b8 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - 続き早くみたいー (2018年9月2日 16時) (レス) id: 3cde28d88e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:作者 | 作成日時:2018年8月26日 6時