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好きで何が悪い ページ32

『はー!ノルマ達成!!』

梶「何のノルマなの?」

『そりゃもちろん勉強ですよ!神谷さんたちと言う名の鬼に課せられた…っは!神谷さんいませんよね?』

梶「だいじょーぶ、いないよ」




玲は部活、珍しく補習が免除された(担当が出張だっただけ)土曜日の昼下がり


私はいち早く宿題、課題共に取り組みやっと終わらせることができた




梶「それよりAちゃん。この後って何か予定ある?」

『いえ特には。やるとすれば、これまでお預け食らってたゲームをするくらいですかね』




平日はなかなか時間取れないし、かと言って土曜は補習、日曜は宿題…なんて生活してたらそりゃやらなくもなるわけだ


そう言うと、まぁ仕方ないよねと笑われた


仕方ない、仕方ないけども!!


やりたいじゃないですか!ゲーム!!




梶「んー…じゃあ今日はさ、外行かない?」

『え…あの、梶さん?この前の鈴木さんと小野さんの話、知ってますよね?』




知っててマラソンとか言ったら私、引きこもりますよ?




梶「大丈夫だって!」

『どこがですか!!言っときますけど私、走りませんからね!』

梶「だから違うって」

『なにが_』

梶「ネコ」

『さぁ行きましょう梶さん!!猫探しの旅へ!』

梶「うわぁ」




今引きました?


引きましたよね梶さん


でもあなたがネコって言ったんですからね














『んー、今日はどの溜まり場に行こーかなー』

梶「え、溜まり場とかあるの?」

『はい、よく集会開いたりしますよ。いつもはちょっと遠いとこ行くんですけど、今日は近いところにしましょうか』

梶「もう俺分かんないから任せるよ」




歩きながらそんな会話をする


シェアハウスさせてもらえる前はよくぶらぶらと溜まり場のハシゴしてたけど、そうはいかなくなったからなぁ


ひさびさにハシゴしますかなと考えていると、もう到着した




『梶さん、ここですよ』

梶「わー!いっぱいいるね!」

『でしょー。オヤツ持ってきたんであげてみてください!』

梶「うん!」




あつまれーと言いながらちゅ◯るを開けている梶さんを横目で見つつ、猫じゃらしを振る


うん。何か今まで誰かと一緒に行くってことが無かったから新鮮で面白いな


これからは定期的に誰か誘おっかなぁ




『あ、梶さん。それそんな無防備に開くと…』

梶「うわー!猫だらけなんだけど!助けて!!」

『逃げれなくなりますよって言おうと思ったんですけど』

梶「それ先言って!!」

ドッキリだいせーこー→←マラソン嫌い



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モツ(プロフ) - 返信遅くなりすいません。コメントありがとうございます!出来るだけ更新できるようにしますのでこれからもよろしくお願いします (2018年9月2日 21時) (レス) id: bd1d0739b8 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - 続き早くみたいー (2018年9月2日 16時) (レス) id: 3cde28d88e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:作者 | 作成日時:2018年8月26日 6時

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