そんなにダメですか ページ29
神「へぇ、赤点ねー」
島「テスト難しかったの?」
『…い、いえ。難しいというわけじゃなかったんです。平均高かったし』
玲「Aがずば抜けて悪かっただけだろ」
『はっきり言うなよ玲』
玲によって私の赤点事件がバラされたあと、櫻井さんと入れ替わりで神谷さんが帰ってきた
それで帰ってきた玲含めて事情を話してるわけなんだけど
いつからここは取り調べ室みたくなってるのかな?
ほっといたらカツ丼出てきそうな勢いだよコレ
いや出たら食べるけどね
玲「否定できないだろ。じゃあ例えば聞くけど…神谷さん」
神「ん?何?」
玲「√2の近似値って分かります?」
あ、これ続けさせちゃダメなやつだ
神「何か習った気がする。確か…1.41421356だったっけ?」
玲「そうです。それをコイツは漢字で書いたんですよ」
島「え、」
神「Aちゃん…」
『あー!もう何とでも言ってください!!バカなりアホなり言えばいいでしょう!?』
いいじゃないか
私数学苦手なんだよ
神「さすがにそこまでは思ってないけど…」
島「Aさんらしいですね」
『貶してますよねそれ』
悪かったですね!頭悪くて!!
玲「とりあえずこれから毎日最低でも1時間は勉強しろ」
『え、ゲームする時間が…』
玲「じゃあ冬休み無しだな」
『ありがたく従わせていただきます!』
神「立場弱すぎない?」
『ちなみに私の下にはお父さんがいます』
島「お父さんの扱い…!!」
猫>お母さん>玲>私>お父さん
↑我が家のヒエラルキー
神「…まぁ、時間あいたらぼくらも手伝うから」
島「分からないところがあったら言ってくださいね」
『え、いや…さすがに1人でしますよ。迷惑かけたくないし』
神「1人でして分かるの?」
『…よろしくお願いします』
あくまでも保険だから
いい?ここ重要、あくまでも保険!!
『でも実際勉強するの明日からでしょ?じゃあ今日はゲームを…』
玲「おい」
神「Aちゃん?」
島「何しようとしてるんですか?」
『え、ゲームを…ヒィッ』
咄嗟に取り出しかけたケータイを片付ける
あの、御三方?目が怖いです
神「まさかとは思うけど」
島「赤点が出た日にゲームしようなんて」
玲「思うはずないよな?」
『すいませんでした』
怒らせるのダメ、ゼッタイ
98人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モツ(プロフ) - 返信遅くなりすいません。コメントありがとうございます!出来るだけ更新できるようにしますのでこれからもよろしくお願いします (2018年9月2日 21時) (レス) id: bd1d0739b8 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - 続き早くみたいー (2018年9月2日 16時) (レス) id: 3cde28d88e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:作者 | 作成日時:2018年8月26日 6時