そぐわない優しさ ページ19
夜
無事シェアハウスに住むことになった私たちの歓迎会との名目で大人がはしゃぎ飲みまくっていた
いや、みんながみんなそうってわけじゃないよ?
ただ、飲む人は飲んでるなぁって
仕事の関係上いない人もいるけど
櫻「Aちゃんってさぁ、ちょっと抜けてるよねー」
福「そうなんですかぁ?」
神「まぁバカっぽい感じはするよねぇ」
『酔いに任せて盛大に私をdisるのやめてもらえませんかね?』
なんだろう。常識持ってそうな人ほど酔ったらバカになるんだろうか
あ、福山さんは違うからね
あの人は多分普段からバカしてるから
島「料理は口に合いますか?」
『はい!もう絶品です!!』
下「Aちゃん、唐揚げ食べる?」
『頂きます!!』
それに比べたらもうなんというか天国だよね、こっちの空間は
餌付けされてる感がハンパないけど
『わ、下野さん。凄いですよこの唐揚げ!お店みたい、というかお店超えてます!!』
下「わざわざ作った甲斐あってよかったよ」
梶「俺も食べる!!」
これでほろ酔いだよ、この人たち
天使ですか
それはそうと、さっきから玲の声が聞こえない
まさか私1人置き去りにして自分だけ部屋に戻ったとか?
ありえない、と思いたいけど玲ならやりそうだから怖い
かと思ってたけど
福「弟くん、これ飲む?」
玲「もう同じ手は食らいませんからね!離れてください!」
櫻「いいじゃん、飲もーよー」
玲「櫻井さんまで!何してるんですか!」
『…意外と苦労人なんだね、玲』
玲「言っとくけど俺普段から苦労人だからな、主にあんたのせいで。あと見てるくらいなら助けろよ!!」
ヤダよ、助けたらこっちが絡まれるじゃん
鈴「大変そうだな」
『実際問題大変です。というか鈴木さんは飲まなかったんですね、飲みそうな感じなのに』
鈴「まぁ明日早くから仕事あるからな。ってか会って1日でそんな印象持たれるって俺そんなに飲みそうか?」
『そういう場でガッツリ飲みそうだなぁとは思いましたよ』
鈴「地味に当たってるから反論できねぇじゃねーか」
はぁ、全くこいつら限界ってもん知らねーのかよとか言いながらも寝てる大人に毛布やら掛けてあげる優しさは面白いんで黙っといてあげます
で、そんな鈴木さんに毛布をかけるのは私の役目ですね
おやすみなさい
私は自分の部屋で寝るんで
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モツ(プロフ) - 返信遅くなりすいません。コメントありがとうございます!出来るだけ更新できるようにしますのでこれからもよろしくお願いします (2018年9月2日 21時) (レス) id: bd1d0739b8 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - 続き早くみたいー (2018年9月2日 16時) (レス) id: 3cde28d88e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:作者 | 作成日時:2018年8月26日 6時