☆154話 ページ10
雪村side
肝試し騒動から次の日の朝、今日は自由行動の日だった為、みんなそれぞれ自主練したり、何処かに出かけたりしている
そんな中、俺はある悩みを持っていた
どうしよう...俺、あんまり服持ってない...
持って来たバッグの中を見るといつも着ているのと変わらない服だけ
こんな時は真狩か木瀧に相談するべきか...？
いや...後輩にこんな下らない事を言う訳には...
やっぱ同級生の白咲に言うべきか...？
いやいや...白咲も色々と忙しいだろうし、かと言って吹雪先輩を頼る訳にはいかない...
雪村「ハァ...やっぱ同室で頼れるのは貴志部か年下の快彦ぐらいだな。南沢さんにはあまり頼りたくないし、かと言って浪川と総介に言ったら馬鹿にされるだろうし...」
貴志部「俺と快彦がどうかしたのか？」
快彦「雪村先輩、悩み事ですか？」
いきなり貴志部と快彦の声が聞こえてきた為、俺はビックリして後ろを振り向くとそこに貴志部と快彦がいて既に自主練を終えた様子
ヤバッ...今の話、聞かれたか...？
雪村「貴志部、快彦。いきなり声をかけるな。ビックリするだろ...」
快彦「すみません。何か悩んでいるみたいでしたので...」
貴志部「それより雪村、俺と快彦に何か頼みたいとか何とかって言ってたが...」
やっぱり聞かれてたか...
ここは隠すより思いっきり言った方がいいな...
よし！ここはハッキリ頼んでみるか！
雪村「貴志部、快彦！俺と一緒に...か、買い物に行ってくれ!!」
快彦「買い物ですか？全然いいですよ。貴志部先輩も大丈夫ですか？」
貴志部「別に予定ないからいいよ」
ま、まさかの二人揃ってOK...俺だったら絶対渋るな←
だがOKを貰った以上、行くしかない
快彦「いつ頃にしますか？」
貴志部「今日は自由行動の日だから11時過ぎに行こう。せっかくだからお昼も何処かで食べようか」
雪村「あ、あぁ...」
俺が言う前に貴志部がさっさと今日の予定を立てた為、スケジュール調整とかきっちりしてるんだなあと感心してしまった
快彦「雪村先輩、さっき買い物と言ってましたけど何を買いに行くんですか？」
雪村「ちょっと服を買おうと思ってな。持ってる服が少ないから少し増やそうかと思って...」
快彦に何を買うのかと問いかけられ、俺は持ってる服が少ない事を理由に服を買うと答えると快彦は納得した様な表情を浮かべてるが、あまり詳しくないと言われた
別に気にしてないし、一緒に来てくれるだけでも助かる
それに...一人だと選ぶのにかなり悩むしな
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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作者名：黒羽明菜 | 作成日時：2019年12月26日 2時
