【イナズマイレブンGO】ミストレのご先祖様は世界最強のエースストライカー！ (ページ49)

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☆48話ページ49

No side

衿栖「ここが海王学園かぁー...結構大きい学校なのね。今回は誰で遊ぼうかなぁ...今回の標的(ﾀｰｹﾞｯﾄ)...浪川君で決まりね。浪川君とも...遊んであげようかな...？でも、さっきから私を睨んでいたあの子.....少し邪魔だなあ...」

その頃、衿栖は誰もいない廊下で密かに笑っていた
彼女の見た目は天使でも中身は悪魔の様であの真面目な性格とは一変して性悪へ変貌した
これが彼女の本性だろう...
本性を見抜く事ができたのは湾田のみで当時の浪川は彼女の本性など全く知らなかった...

No side 終了

一方、衿栖の本性を全く知らない浪川はそんな事も知らずに衿栖と仲良くなっていた

浪川side

そして俺は...その後、すぐ衿栖と仲良くなったんだ
衿栖は俺自身を見ていた事も明かしてくれた
時には衿栖に恨みを持った女子から庇ったりもした

恨みを持ったと言ってもその女子は俺のファンだったがな...
衿栖本人は「庇う必要はない」と言ってくるが俺の所為で傷つくのだけはごめんだと思った
一緒に弁当を食べたり...遊んだり...勉強したりしていた...

そして中1の冬...俺は衿栖に呼び出された
こんな寒い時に呼び出すなんて何を考えてるのだろうと思ったがな...

衿栖「あのね...浪川君...」

衿栖は何故か顔を赤くしている
まさか...衿栖、俺の事を...

浪川「どうした？」

俺は不思議に思って声をかけると衿栖が口を開いた

衿栖「私...浪川君が好き...付き合って下さい！」

衿栖は顔を赤くしながら告白してきた
俺は今まで女はキャーキャー騒いでばかりのうるさい奴だと思っていたが、衿栖みたいな真面目な奴もいるのだと実感した

しかも驚きが隠せなかった...嬉しかった！
まさか...衿栖が俺の事を思っていたなんて...

浪川「衿栖...ありがとな、俺も衿栖の事が好きだ！」

衿栖「ありがとう、浪川君！これからもよろしくね！」

浪川「あぁ！(ﾆｯ」

衿栖「ﾌｯ)...チョロいな」

この時の俺は衿栖の本性を知らずに告白をOKしてしまった
あの時、何でOKなんかしたのだろうと強く後悔する事になるのはもう少し先...

俺は毎日、幸せだった
好きな人と付き合えて、中2になっても幸せは続いていた...
しかし...その幸せは意図も簡単に崩れてしまっていたんだ...
その幸せが崩れたのは...中2になってからの最初だった...

浪川「おーい！湾田！」

俺は湾田を見かけ、声をかけると湾田は俺の元へ駆け寄ってくる
それより...湾田って何処にモテる要素があるんだ？←