【本編】宮城県立呪術高等専門学校！？

【白石寧々/2年/Hiiragi】 ページ9

「第２回交流会〜！？」


だだっ広いグランドに皆の声が響き渡る。


はい、皆さんこんにちは！

そこの君っ！なんで今あいさつ！？って思ったでしょ〜

それはね、えっと、完璧に私の気分っ♪

あ、そんな茶番してる暇なかった...



詠｢オメェらー落ち着けー｣



皆なんかすっごく嬉しそう！

だって白鷺先生なんか言ってるけど全然聞いてないもんね〜(笑)

(私も聞いてないなんて言えない...)



って、そもそも第２回交流会ってなんじゃそりゃ。

あ、でもそういや憂太、何か言ってたや。

確か、京都、東京にある他の呪術高専の子達とどっかで対戦する、だったっけ。

いや〜忘れてた。うっかりうっかり。


｢楽しみだな〜♪…あの白髪の子に会えるかな…｡会いたいなぁ｣


私たち、東京や京都の子達と会えるんだ〜！

東京校か。前に任務で会った子、私のこと、覚えてるかな...

あの、白い髪の、あっ、そう！おにぎりくん！

またいっぱいお話したい！

あ、でも、対戦ってことは戦わなきゃいけないんじゃ...

戦いたくないっ！

できることなら穏便にっ！

それで、今度は絶対名前を聞く！



霞にも会いたいしな〜

あっ、憂太は帰ってきてるかな〜

里香ちゃん、はもういないのか...ちょっと寂しいかな。



ゴホン。学長先生の咳払いが響く。

あ、やっば。まだ学長先生お話してた...



蛇｢あー場所はここ、宮城県立呪術高等専門学校だ。交流会専用の敷地を使ってやるぞ｣



みんなの視線が学長に集まった。



｢開催は1ヶ月後だ｡それまで修行を怠らないように!｣



「はい！」



1ヶ月、よし、頑張らなくちゃ。

まだまだ私、準1級って階級低いんだもん。

月涙や、游は同じ2年なのに超特級以上だし、1年の凛花！あの子宇宙最強チート少女だしっ！

みんなすごいのに、私、足引っ張りそう...

ダメダメ。弱気になっちゃ。

ぜ〜ったい足は引っ張らない！

目指すは1級昇格♪

じゃあ、頑張るぞ〜！

善は急げって言うし、早速游と月涙にお稽古頼まなくちゃ！

待っててよね〜、交流会！

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