【蛇穴隆之/学長/みんみゆ】 ページ7
*
『第2回交流会〜!?』
だだっ広い校庭に19人分の驚く声が響き渡る。
詠「オメェらー落ち着けー」
教師である白鷺詠が声をかけるが、いきなりの事で理解が追い付いていない生徒達がそれぞれ感想を口にしている。
小「交流会…つまりパンダくんに会える…!?」
聖「交流会〜?交流会はもう終わったはずやけど…」
ル「最近お姉ちゃんが作成してた資料って、もしかして交流会の資料!?」
真「は〜、東京や京都に面白い子はいるのかにゃ〜?」
來「交流会だって!面白そうだね、羅流!」
羅「そうだな、來愛!」
リ「私なんかが交流会…!?あっ、けど西宮さんに会える可能性が…」
サ「ふふ、楽しみだわ。待っててね。すくな、のばらちゃん」
寧「楽しみだな〜♪…あの白髪の子に会えるかな…。会いたいなぁ」
月「交流会…憲紀に会えるかしら…」
遊「……。(交流会…。恵くん居るよな…。)」
太「奏葉!奏葉!交流会って楽しいよね!?多分!」
葉「そうだね、奏太。きっと楽しいよ」
頼「交流会ってことは色んな奴と戦えるってことだよな!?絶対楽しいやつだ!」
蝶「ふふっ、初めての交流会…きっとメカ丸も参戦するだろう」
洸「交・流・会!!色んな奴と友達になりてぇ〜!!」
慶「交流会か〜。どんな事するんだ?ヒーローみたいに何かの防衛とか?」
杏「交流会…!!兄様や東京の方々に会える…!!」
凛「交流会があるなんて…フフッ、強い人に会えるといいわ」
友人に会うのを待ち望む者、楽しそうだと期待に胸を膨らます者…思いは人それぞれだ。
それは勿論、教師にも言えることである。
ア「資料間に合ってよかった…。けど、五条にだけは会いたくない…」
詠「アイツらはしゃぎ過ぎだろ…まあ、楽しそうでいいけどよ」
輝「…俺は戦うことないけど、やっぱテンション上がるわ〜」
フ「はぁ…生徒のためになるからいいか…。だが五条が……屑なんて忘れよう」
「くっ…企画してよかった…。あいつらすげぇ楽しそうだ…」
生徒が楽しそうな事に嬉しさを覚える者、とある奴に会いたくないと嘆く者…。
生徒達に負けず劣らず様々な反応を見せている。
学長である蛇穴隆之は咳払いをひとつし、話に戻る。
「あー場所はここ、宮城県立呪術高等専門学校だ。交流会専用の敷地を使ってやるぞ」
シン…と静まり返り、全員の視線が隆之に移された。
「開催は1ヶ月後だ。それまで修行を怠らないように!」
『はい!』
*
12人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Hiiragi(プロフ) - 更新しました! (2021年9月13日 21時) (レス) id: c8a8f260f7 (このIDを非表示/違反報告)
Hiiragi(プロフ) - 更新します! (2021年9月13日 20時) (レス) id: c8a8f260f7 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(クレハ)(プロフ) - ありがとうございます。パスワードを忘れてたまに非ログになりますが、よろしくお願いします (2021年8月14日 20時) (レス) id: c4e89196c4 (このIDを非表示/違反報告)
狼河@中能(プロフ) - 紅葉(クレハ)さん» おめでとうございます!これからも宜しくお願いします〜! (2021年8月14日 20時) (レス) id: 752f94123c (このIDを非表示/違反報告)
十六夜シロ(プロフ) - 揃えました。可笑しかったら報告お願いします。 (2021年8月14日 19時) (レス) id: 803d89b284 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅葉(クレハ) x他5人 | 作成日時:2021年7月31日 18時