第5回�� ページ33
棗は流架の腕を見るとより一層顔を顰めた。
貴方･蜜柑『「あ･･･」』
棗「ルカ 帰るぞ」
流架「え･･･」
棗「ゲームは終わりだ この女らは失格だ とっとと学園から出ていけ」
な･･････
蜜柑「ちょ･･･」
蜜柑が声を上げようとすると、棗は蜜柑の前髪を掴んだ。
棗「･･･俺の作ったルールを無視して あまつさえ流架を利用して なめたまねしてんじゃねえぞ」
え･･････
棗は殺気立った目で蜜柑を見た。私の頭の中で「人殺し」････という言葉が浮かんだ。
この目･･･
流架「棗 やめて 俺は何ともないから 言ってたじゃん棗 この試験でこいつらの力を見きわめるつもりだって」
こいつ･･･
棗「･･･流架 俺は 俺の敵と逆らう奴には容赦しない 汚い手 使ってゲームを終わらせたのはこいつらだ」
こいつ･･･ 何でそんな目ができるん･･･
棗「もう こいつの正体暴くのに いちいち手段を選んでやるつもりはねえよ」
蛍「あ───･･････」
蛍はポケットを探ったかと思うと、ボンッと何かを投げた。
棗はむせ、蜜柑から手を離した。
委員長「蜜柑ちゃん」
委員長が手を伸ばすと棗が蜜柑と委員長の間にアリスを発動した。
委員長「わ」
蜜柑･蛍･貴方「「『委員長っ』」」
棗「手段を選ばないと言ったハズだ とっとと吐けよ お前のアリス」
手段を選ばないって････
━━━━━━━━━━━━━━━
女の人「ナルッ 大変よ 棗君が暴走した!?」
女の人は焦ったように鳴海先生に伝えた。
女の人「早く 北の森へ行って 火を止めて」
━━━━━━━━━━━━━━━
蜜柑『蛍っ 消化器か何か』
蛍「だめよ そいつの火はそんなんじゃ消えないわ」
どうしよう･･･委員長が炎に囲まれてる
流架「棗 やめて･･･」
棗「･･･こいつらがアリスを見せれば済む話だ 早くしろよ」
こいつ･･････
棗「死ぬぞ そいつ」
蜜柑「うちにはそんな力･･･っ」
私のせいで･････････ 私にアリスがないせいで委員長がこんな目に
蜜柑「だせるもんならだしてるっお願いやからもうやめてっっ」
棗は炎を出したかと思うと次に蛍の周りを囲った
蜜柑･貴方「蛍っ」
棗「ナルの連れてきた奴の言葉なんかうさんくさくて信じれっかよ 本性ださねーならもう1人いっとくか」
━━━私に もし力があるなら
貴方『やめて･･･他の人間は関係ないやろっ』
お願いだからでてきて
蜜柑･貴方「『火を 止めて』」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たこ焼き | 作成日時：2022年3月27日 18時
