第1回� 治� ページ3
蛍「･････････バカねA、蜜柑こんなの泣く程のことじゃないわよ。一生会えないわけじゃあるまいし、夏と冬の休みには帰って来るし、手紙だってあるじゃない。電話は緊急時しかダメだけど。」
蜜柑･私「『だって蛍･･･』」
蛍は私と蜜柑の頬に手をス･･･とやりクイッと顎を上げ
蛍「フ･･･汚い顔･･･」
と涙を拭いた。
蛍「このカメは餞別にあげるわ。餞別ってのは、普通私がもらうもんなんだけどね。元気でね、 もう離して」
蛍･･･蛍のバカ･･･
元気でね〜やさよーならーの言葉が行き交い、蜜柑は、ホタルのアホーと言っていた。蛍は車に乗り行ってしまった。
こんな突然はひどすぎる蛍のことだ、離れ離れになったら私達絶対、絶対、絶対、連絡途絶えるに決まってる。
半年の現状、蛍から半年にしてやっと一通ハガキが来た。まぁ、蜜柑は2日に一通出してたけど、
じーちゃん「蛍ちゃんは面倒臭がりじゃからのう･････････」
_______________
私と蜜柑と蛍は、この近隣で知らん人はモグリって言うくらいの名物コンビだった･･････
出会いは小4の時、初めはとっつきにくそな転校生蛍にどちらかといえば蜜柑は、反感を持っていた。私は頑張って話そうとしたけど、蜜柑に止められていて話せなかった。
だけどある日･･･
蛍「キャラが被らない限りは、可愛い子はつるんでる方が色々得だと思うのよね。モー娘然り」
と初めての会話がこれだった。この時蜜柑は、こいつは違いのわかる女や･･･っと思ったらしい。そしてコンテストは、優勝した。
_____この日以来
私達は、いつも一緒いつもどこでも･･･だった。そして今蜜柑は、授業中に
蜜柑「そんな妻を捨てて都会のピチギャルに走るやなんて、蛍の薄情者ーーっっ!!」
と騒ぎ、先生が立っとれと黒板消しをスコーンと投げた。そして蜜柑は廊下に立ちホ〜ホ〜ホ〜タルこいと歌い先生は、蜜柑の方を見て、歌うなっと怒っていた。
友達A「蛍ちゃんおらんようになってから、蜜柑ちゃんおもろいくらい元気ないな」
貴方『･････おもろいんかい』
友達B「せやけど蛍ちゃんてシビアやわ、半年でハガキ一通とわ･･･向こうの学校で友達ぎょーさん出来てこっちの事忘れたんやろか」
友達A「しっ、きこえてる」
友達C「やっぱこんな何も無い田舎と、違って東京は面白そうやもんいいなー」
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作者名：たこ焼き | 作成日時：2022年3月27日 18時
