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「……あのっ、流架くん、」
棗くんとパートナー…分かり合うのは無理そうだから、せめて流架くんとはパートナーらしくなりたい。
「……えっと、次の授業、神野先生だから行こう？」
そう言って、しゃがんで流架くんに手を差し出したのが間違いだった。
この時、棗くんの存在を忘れていた。流架くんの事が大好きで大好きで仕方ない棗くんがこんな事を許すはずもない。
「……っ、！！」
「…棗、」
ゲシっと足で手を踏まれた。流架くんに差し出したはずのあたしの手は、棗くんの足と地面に挟まれた。
「関わるなって言っただろ。お前、うぜーんだよ、」
棗くんに踏まれた右手よりも、心が痛い。
どうしてあたしが、こんな事言われなきゃならないの。
フツフツと沸いてきた怒り。アリス学園に来て初めて。こんなに誰かに対して怒りが込み上げてきたのは。
棗くんの足を思いっきり払いのけた。
「
２人の顔を見ずに走り出した。どうせ言葉の意味なんて分かるわけないから。
必死に走って自分の部屋まで来たら、手がジンジンしてきて赤く腫れた手を見た途端、急に涙が込み上げきた。
「…棗…あの子…いま…」
「…嫌われるのは慣れてる、」
「…棗、」
「…ルカ。
俺はお前が分かってくれたら、それだけでいい、」
「……っ、」
「…行くぞ、ルカ、」
棗……
棗の顔、凄く、凄く、傷ついたって顔してたよ。
こんな日常、慣れるわけない…
あんな言葉、慣れるわけない…っ、
「…棗、これは命令だ」
あんまり聞きたくない名前が聞こえた気がした。
「……分かってる、」
あんまり好きじゃない声が聞こえた気がした。
「……零先生っ、」
声のする方向へ行ったら、零先生と、あの日ぶつかった男の子がいた。
「……Aか、」
零先生の顔は、いつもからは想像もつかないほど怖い顔をしていた。
「…お前、」
「……棗、行くぞ、」
隣にいた男の子も驚いた顔をしていた。零先生の言葉で初めて、その男の子が棗くんだと知った。
「……っ、」
猫のお面を外した棗くんを初めて見た。棗くんは凄く辛そうな顔をしている。
零先生は仮面をつけてるから、あまりよく分からない。
「…A、早く教室に戻れ」
「…はい、」
零先生はあたしに少しだけ優しめの声でそう言った。
大人しく従わなきゃいけない気がした。だから従った。
「…棗くん、教室に戻ろう」
それなのに、どうして空気が凍るのかな。
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きざし(プロフ) - 以上がボードにてお送りしたメッセージです。先日は3月23日までに返信が欲しいとお伝えしましたが、退会されたということは、返信をする気自体がないと判断するしかありません。非常に残念ですが、本件をこちらでまとめた文章を公開いたしますので、ご了承ください。 (3月11日 23時) (
レス) id: f90a6ee570 (このIDを非表示/違反報告)
きざし(プロフ) - まとめには『星々の輝き、祈り。【学園アリス】』と『開演ブザーは永遠に』の酷似している箇所を転記し、比較した内容を含みますので、あらかじめご了承ください。ご連絡のほどお待ちしております。 (3月11日 23時) (レス) id: f90a6ee570 (このIDを非表示/違反報告)
きざし(プロフ) - ・2024年3月8日送信 再度のご連絡失礼いたします。 恐れ入りますが、3月23日までに上記の件についてご回答をお願いいたします。 期日までに返信いただけない場合は、誠に勝手ながら「盗作被害報告」として、本件をまとめた文章を公開させていただきます。 (3月11日 23時) (レス) id: f90a6ee570 (このIDを非表示/違反報告)
きざし(プロフ) - また、恐れ入りますが、当問題が解決するまでは現在載せられている『星々の輝き、祈り。【学園アリス】』シリーズの全作品を更新・非公開・削除等はされないようにお願い申し上げます。 (3月11日 23時) (レス) id: f90a6ee570 (このIDを非表示/違反報告)
きざし(プロフ) - 「ほっしゃん-1」と、偶然では片付けられないほど内容が似ており、地の文・台詞共に、私が書いた文章を切り貼りしている印象を受けました。 お手数ではございますが、上記の件についてご説明いただけないでしょうか？ (3月11日 23時) (レス) id: f90a6ee570 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未来 | 作成日時：2024年1月10日 11時
