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色々あったけど因縁のドッジボール対決は幕を開けたのでした…。
ルールは公式で、アリスの使用は一切不可。
使ったら即アウト。
「ウチが勝ったら金輪際、
いじめや先生いびりをやめろ！」
既に止まっている先生いびりにも触れている蜜柑ちゃんは燃え上がってて、もう“楽しい”とかはどこかに飛んでしまってる。
「うるせーパシリがずーずーしいっ！そっちこそ俺らに負けたらお前らのチーム、一生俺らの下僕だからな！
ねえ！棗さんっ」
「…そーだな。それくらいのリスク、
しょってもらわねーとやる気でねーな…」
威張るように棗に降る取り巻きの男の子。やる気なしの棗くんは漫画を読みながら答えた。
「勿論みんなが、どっちのチームに入るかは個人の自由だ。どーする星なし」
その言葉に引き下がれない蜜柑ちゃんは１人でもやると宣言。
クラスの皆は下僕にはなりたくないので安全をとって、棗くんのチームに入る。
蜜柑ちゃんは厳しい現実に打ちのめされた。
「(全員参加かぁ…)
……ボール当たったら、やっぱ痛いよね。
チーム、どうしよう……」
蜜柑ちゃんのチームに入るのが、今のあたしにとっては最優先。だけど、相手チームには仲のいいスミレちゃんと心読みくんがいて。
委員長や野乃子ちゃん達が蜜柑ちゃんのチームに入っていく姿。
“カゼをひいてるので起こさないで下さい”という貼紙を貼って芋虫の寝袋でぐっすり眠っていた蛍ちゃんを無理矢理起こしてコートに入れる蜜柑ちゃん。
それらを眺めながら一人悶々としていると蜜柑ちゃんと目が合った。
「なぁ、Aちゃんはうち等のチームやんな！」
「…Aは勿論、あたし達のチームよね？」
「Aが何であんたのチームに入るのよ！どうせ負けるんだから、Aは棗くんのチームに入りなさいよっ」
「え、えっと…」
蜜柑ちゃんと蛍ちゃん、スミレちゃんに誘われた。正直誘われるとは思ってなかったから悩んだ。数秒程考えてからスミレちゃんを真っ直ぐに見た。
「スミレちゃん、誘ってくれてありがとう。嬉しいよ、でも、ごめんなさい。蜜柑ちゃんのチームに入るね。
ドッヂボールを提案したの、あたしなの。だから力に、なりたいの」
「…分かったわよ。
Aが決めた事よ、文句は言わないわ」
「あっ、次があったら一緒のチームでやろうねっ…！」
微笑んでから体の向きをくるっと変えた。蜜柑ちゃんのチームに加入して陣地に入った。
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未来(プロフ) - 唐瓜さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！私事ですが、更新が不定期になります。申し訳なく無いですが、これからもどうぞよろしくお願い致します。応援の言葉を糧に頑張ってまいります！ (2020年6月6日 13時) (
レス) id: ff0bac3a56 (このIDを非表示/違反報告)
唐瓜(プロフ) - 面白くて大好きになりました！！これからも応援しています (2020年5月27日 23時) (レス) id: 3816d577a0 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - はるかさん» 楽しんでいただけているようで嬉しいです。これからも何卒、気長にお付き合いください^ ^ (2020年5月6日 14時) (レス) id: ff0bac3a56 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 話読むごとに学園アリスのストーリー思い出して楽しませてもらいました…！ (2020年5月6日 1時) (レス) id: 711d6ac2b7 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - はるかさん» 応援ありがとうございます！これからどんどん更新していくので宜しくお願い致します。 (2020年4月24日 14時) (レス) id: ff0bac3a56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未来 | 作成日時：2020年4月24日 1時
