以下略(続き) ページ38
side：南条 時雨
いや、待てよ。
「ライダー、今"譲らん"と？」
「ほんとだ、ライダー。お前がファーストキス奪うのか？」
「む、そうなるな」
さぁて、嫌な予感がしてきた。
二度あることは三度あるってことわざ考えた人賢いと思う。
「おいライダー、貴様にそんなことはさせんぞ！！」
「いや、まず怖がられてません？」
『このおにいちゃんこわい…』
おっと、今回は外れたか？
油断禁物。
今の僕にぴったりだと思う。
バンッ、と部屋の扉が勢いよく開かれる。
「やぁ！皆の相談役！頼れるマーリンお兄さんだよ！」
満場一致の皆からの答え。
「「「 うわ 」」」
「うわってなんだい、うわって！私はそこの幼女を治しに来たのに！」
「ほう、貴様にこれが治せると？」
「もちろんさ！それも、キス無しでね！」
「…チッ」
舌打ちした。舌打ちはこの人の特技とみた
『…マーリン？』
「あ、頼れるマーリンお兄さん(笑)、今そいつ記憶曖昧だぞ」
「う〜ん、名前に悪意を感じる！まあいい！」
いいのか
『マーリン！！！』
その状況、よく言えば飛び付いた。
悪く言えば突っ込んだ(物理)。
痛そう。
「おっと、あばら骨が数本折れた音がしたぞぅ！
いけないね、狂暴だこの子！」
「ま、マーリンお兄さん(笑)！早く治せ！」
「これまた名前に悪意を感じる！いいけど！」
いいのか…
「貴様、いつまでAに触れておるつもりだ？」
「どこかの王様とみた！いいとも、すぐに。ほら、お怒りだよ」
『ギールーくーんー！』
本日２回目、突っ込んだ。
痛そう。
「グッハァ」
「よし、今のうちに。いくよ、アヴァロンパワー！！」
そう言って、杖から出た光線で二人を包む。
もくもく、と煙が引いてきたところに、大きい影と小さい影があった。
ーーーーー
いつまで続くんだこれ
以下略()→←続き（同じのを打つのが面倒とか別に思ってない）
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作者名：わい型のきのこ | 作成日時：2017年12月13日 3時
