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激情のバーサーカーｰｰ２ ページ34
side：A
マーリンが後になってから名付けてくれた。
"激情のバーサーカー"。
『私が激情のバーサーカーになっている時は、いろいろと面倒で』
「面倒？」
『ええ。誰かが私を激情のバーサーカーになる前に気絶させるか、なった後だったら私を殺すしか止める方法が無いの。
もし止められなかったら＿＿』
この星は、
滅びる。
「え…」
「ふむ、事実であったか…」
「な、何故この星が滅びるのですか？」
『簡単に言うと、
１･･･魔力の上限が無くなる
２･･･宝具撃ちまくり
３･･･私の筋力はＡ+
４･･･私の宝具ランクはEX
５･･･私の宝具(のひとつ)は対界宝具
＿＿＿つまり、ヤバイ』
「や、やべぇ…」
「むむむ…」
「お、恐ろしいですね…」
『しかも！！激情のバーサーカーになったら私の意思では動けない！！
多分、王様の令呪でなら止まるかも…』
「なんだ、じゃあだいじょ…」
『うぶじゃないんだよねぇ、これが。
私が激情のバーサーカーになったら、敵味方関係無いもん』
「…終わった…」
『そう。だから気を付けないといけないの』
「…もしまたそうなったら、ライダー、Aのことをお願いします」
「当然だ。姉上が苦しむところは余は見たくない」
『ラメセス…！ありがとう、私も極力頑張るから』
「うむ！」
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作者名：わい型のきのこ | 作成日時：2017年12月13日 3時
