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赤髪のバーサーカー ページ30
side：オジマンディアス
『あっははははは♪そうよ、私はバーサーカー♪何を隠そうとしてたの？？別にバーサーカーで良いじゃない！！』
少しずつ、姉上の髪が赤みを帯びてくる。
「ま、不味い！！おい、ライダー！！今すぐAを止めろ！！さもなくば、この星なぞ簡単に消し飛ぶぞ！！」
この星が？
「何を言うか、アーチャー。これは、貴様が招いたことであろう。
まあいい。星が消し飛ぶのは面倒だ」
姉上、少し堪えろよ。
余の杖を、急所に叩きつける。
『う…』
うむ、気を失ったな。
そのままこちらに倒れてくる姉上を抱き止める。
「…すまない、姉上…」
ｰｰｰ今日はここで撤退だ
マスターから念話でそう伝えられる。
「ではな、黄金の」
「な、待て！」
余は姉上を抱いたまま霊体化し、家に帰った。
………姉上。余は、姉上に幸せになってもらいたいだけなのだが………
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作者名：わい型のきのこ | 作成日時：2017年12月13日 3時
