天然たらしのお菓子な物語 (ページ2)

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1話ページ2

Aside

　えっとは、はじめまして!

　今、なにかわからないけど森にいます!

　最近の文明はすごく発達してるんですね！

　木が歌ったりしゃべったりしています！

　「ねえお嬢ちゃんお母さんとお父さんは？」

　木が喋りかけてきました

　『えっと、お母さんとお父さんってなに？』

　何かの固有名詞かなあ？

　「っえっと…家族のことだよ」

　家族かぁ

　「ごめんなさいわ、わたしその人たちが誰なのかもわからなくて」

　「そっかぁじゃあ歌おうよ！」

　「何か知ってる歌ある？」

　『ごめんなさいそういうの全然知らなくて』

　「じゃあ僕たちが歌うから君は聞いておくれよ」

　♪～♪～♪～

　なんかすごいなぁ

　それにしてもスッゴク親切な木たちだなぁ

　なんでだろう

　『ねえなんでこんなに親切にしてくれるの？

　そんなことしてもメリットなんてひとつもないのに』

　「いいかい親切ってのはメリットなんか関係ないんだよ」

　「そうそう僕たちはしてあげたくてしてるんだから」

　何だろうスッゴク胸がくすぐったいや

　『ありがとう』

　わたしは笑いながらお礼を言った

　「あと、僕たちはホーミーズだよ」

　えっ！

　『木じゃないの？』

　「少し違うねぇ僕たち木に魂が宿ったのさ」

　へぇそんなことあるんだ

　不思議だなぁ

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　あれから何日かたって

　わたしはホーミーズと仲良しになっていた

　たまに背が大きい女の人とも仲良くなった

　ブリュレさんって言うみたい

　ﾄﾞｽｯﾄﾞｽｯ

　「た、大変だ！四将星クラッカー様がこられたぞ！？」

　『クラッカー？』

　「簡単に言うとスッゴク強い人の一人だ」

　成る程そうなんだ

　クラッカー「誘惑の森に侵入したってのはお前か？」

　誘惑の森？

　『どこですか？そこ』

　クラッカ－「この森のことだ

　どうやって侵入した」

　どうやってといわれましても

　『わたしにもわかりません

　起きたら誰もいなかった』

　クラッカー「お前捨て子か」

　『親には捨てられたって言うよりか売られました

　そこで注射されたりメスを入れられたり』

　クラッカー「名前はなんだ」

　『RHｰ0295が個体名

　レム姉いやわたしと同じ人は A

　 Aってつけてくれました』

　
　クラッカー「事情はわかった

　よしA俺と来い」