ストリウス×飛羽真「雨のち笑顔」 ページ6
視点.飛羽真
飛羽真「あ、、雨。」
雨は好きじゃない。
だって、空が笑ってないから。
また好きな人が泣いていると思うと、いやでも思い出す。
あの雨の日を、、
.
雨が降っていた。
雨音がだんだんうるさくなってきて、集中が途切れた。
ふと時計を見ると、日付をまたぐ一分前。
そろそろ寝ないと明日につかえるなと思ったその時、、
カチッと音をたて長針が12に重なった。
と、同時に誰かがドアを叩き始めた。
夜雨の止まない中、助けを求めるように必死で叩いている。
怖さよりも、助けたいという思いがまさりドアを開けた。
背筋が凍った。
音がこの世から消え去ったようだった。
あのうるさかった雨音さえ聞こえない。
だって目の前にいるのは、、、
「会いたかった、、、私の英雄、、」
飛羽真「ストリウス、、!?」
俺に体を預けたストリウスはとても冷たかった。
いつもの余裕はどこかに消えて、そこにあったのは
俺の愛したストリウスの見るのも無惨な痛々しい姿だった。
助けてあげたい、その気持ちと共に
俺も剣士だ、、彼を倒さなければ、という気持ちも湧いてくる。
どうすれば、、、
スト「ほら、、殺してください、。」
飛羽真「え、、」
スト「もう、十分なんです、、神山飛羽、真、、」
そのまま彼は、寝てしまった。
俺は、彼を殺すべき、、？
起きてしまったら絶対殺せない。
彼を思うなら、、。
震える手で火炎剣烈火を握った。
殺す、殺すんだ、、殺さなきゃ、誰かが死ぬ、、
ストリウスなんて、、。
火炎剣烈火が落ちる。
俺の頬を涙が濡らした。
飛羽真「俺には、、できないよ、、っ」
ストリウスを抱きしめ、俺は泣いた。
彼の体にぬくもりをあげたくて、離したくなくて、強く抱きしめて泣いた。
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ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｼﾞｬ--ｻｲｺｳ☆ - 特撮の......BLだなんて......最高です。ホントに有難う御座いますって感じです(笑)ラクレス＆ギラのやつめっちゃ好みです。めっちゃ応援してます。 (3月21日 17時) (
レス) @page5 id: ff87142a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：錫音 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/GUNSABRE/
作成日時：2023年3月15日 11時
