作戦会議と計画 ページ9
校門前にて
リオ「あ、トレイせんぱーい!」
ト「お、リオか。おはよう」
リオ「おはよーございます！」
ふっふっふっリドルさんを楽しませる秘策を用意したんですよ！
ト「なにか、考えてきたか?」
リオ「聞いて驚いてください！」
ト「お、なんだ？」
おっ気になってる！
リオ「パーティーなどをしてみるのはどうですか？」
ト「パーティーか。いいな」
賛成してくれた!まぁ私がケーキ食べたいっていうのもあるけど・・・
ト「明後日あたりするか」
明後日か・・・よし!
リオ「私、ケーキ作りたいです！」
まぁ料理は得意だしね！
ト「お、じゃあ手伝ってくれるか？」
リオ「はい！」
放課後 厨房
ト「よし!作るか」
リオ「はーい！」
ト「と、その前に・・」
ん、何かな？緊急事態？
ト「手は洗ったか？」
おかんか!
リオ「洗いましたよ！」
失礼だなぁ！お菓子作りの基本でしょ！
ト「そうか。まぁ一応の確認だな!」
確認でも少し傷ついたよ・・・
ト「じゃあ作るものを言うぞ。苺のタルト・マロンタルト・パウンドケーキ・ティラミスケーキ・シュークリームタワーだ。」
うわ、多いな・・でもリドルさんのため!
リオ「じゃあ早くしましょう！」
少しでも早く作りたい！喜ばせたい！
ト「お、やる気だな。じゃあ始めるぞ」
トレイさんは手慣れた様子で栗の下ごしらえを始めた その横で私も作業に取りかかった
私はリドルさんが大好きな苺のタルトを作った
喜んでくれるように愛情を込めて丁寧に仕上げた お菓子作りも終盤に近づいたとき
ト「あ」
ん？
リオ「どうしたんですか？」
ト「生クリームを買い忘れた」
えぇ生クリームってお菓子作りにめっちゃ大事ですよ！
リオ「買ってきますよ!」
ト「ほんとか!じゃあついでにこれも頼む」
ん、これ・・嵌められた!
リオ「これが目的なんじゃ・・」
ト「じゃあ頼んだ!」
もう諦めよう サムさんとこ行くか
売店
サ「Hey小鬼ちゃん!何をお求め?」
ここホントに売店？・・考えるのはもうやめよう ここでは常識というものは通じない
リオ「あ、じゃあこれを・・・」
私は荷物を受け取って売店を出た
校門前
ん、なんか声が聞こえる
モブ「おい！金出せよ！」
なに?カツアゲ?
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作者名：ルカ | 作成日時：2020年7月25日 23時
