貴方の薔薇に溺れたい (ページ8)

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朝の憂鬱　リドル視点ページ8

リドル視点
よく眠れなかったから図書室で本を読むことにした
リ「どれにしようかな？」
僕が本を選んでいると
リオ「へー色々ある！」
この声はリオかい？声をかけて見るか
リ「何をしているんだい？」
と、声をかけると
リオ「きゃぁぁぁぁぁぁ!」
リ「うわぁっ!」
いきなり大きな声を出されたからビックリしたじゃないか!
リ「ビックリしたじゃないか!」
リ「こんな時間にどうしたんだい？」
僕が言えないけど
リオ「なぜかよく眠れなくて・・だから本を読んだら眠くなるかなーって。でもなかなかいい本がなくて・・・」
なんだそういう事かこの子は新しい寮生だし法律を覚えてもらわなくちゃ
リ「ならこの本を読むといい」
僕は法律書を渡した
リオ「これは・・・」
リ「この寮の法律さ、この寮はこの法律に従って生活しているんだ」
彼女は僕が説明をすると早速読み始めた

しばらくして
リ「どうだい？」
結果は分かっているつまらない、だろう
リオ「すっっっっごく面白かったです！」
リ「本当かい？」
僕は疑った法律書を面白いというなんて
すると彼女は
リオ「面白すぎて全部覚えちゃいました!」
リ「え、全部!?」
ビックリしたこんなに早く覚えるなんて
信じられない！よし、少し意地悪してみよう
リ「じゃあ、君が法律違反をする事はないね」
と、言うと
リオ「はいっ!」
と、笑顔で答えてくれた
この時僕は驚きよりも他の感情があっただろう
その正体は分からない
この時から部屋に行くまで顔の赤さと心臓の鼓動は止まらなかった